
東電配電線柱写真集F2

変圧器への引き下げ線に注目です。
引き下げ線下の支持は架台から飛び出た金具の先の碍子で支持しています。
新しいタイプでしょうか?

変圧器への引き下げ線を短くするためか、
引き下げ位置をF型腕金脇の上方で行なっています。
海に近いため、カットアウトには耐塩皿が付いています。

高圧線の引き下げと変圧器への引き下げが被ってしまった挙句、
支線まであるので、
変圧器の方の引き下げは、別途取り付けたスリップオン碍子で行なっています。

変圧器への引き下げ線がやたら前に張り出しています。

写真左方向の線だけCVTケーブルになっています。
変圧器の引き下げはそのCVTケーブルの分岐管から行なっているので、
一瞬?と思ってしまう装柱です。

変圧器引き下げ線上部の腕金を、
高圧線腕金とは別途に取り付けた腕金に吊るしています。
おそらく高圧線の槍出腕金のアームタイが邪魔して取り付けにくいため、
このようにしているのかと思います。

十字スペーサ装柱の終端部です。
なんだか腕金の長さがもったいないような気がします。

3相交流3線から単相交流2線に切り替わり、
向きも変わる所の配電線柱です。
3相3線はやたら長い槍出腕金に対し、
単相2線はd(小D)型腕金になっています。

前後同じ縦型装柱なのですが、
位置をずらしています。
写真後ろ側に住宅がある関係(写真には写っていませんが)で、
離隔距離の確保のため、このようになっているのかと思います。

見ていてなんかおかしく感じる装柱です。
高圧線と低圧線が不自然に離れていて、
架空地線支持腕金の取り付け位置に対して電柱が上に突き出ている関係かもしれません。

架空地線から高圧線、低圧線に至まで大きく槍出した装柱になっています。

やや上下方向が小さいF型腕金です。
特注では無いと思うのですが、
この長さの腕金の発注は少なかったのかと思います。
アークホーン付きのクランプ碍子がなんだかいやらしい目つき見えるのは私だけでしょうか?

かなり鳥害で困っているのか、
電柱上部には鳥避けを兼ねたコンクリート柱保護キャップが被せてあり、
腕金には三角の防巣具、電線にはトマラインが取り付けられています。
なお、このタイプのトマラインは、
錦糸町・・・じゃなくてキンシチョウ(禁止鳥)と言う商品名で売られています。
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