東電配電線柱写真集F1

今回も色々な東京電力の配電線をご紹介します。




この先送電線の下を交差するため、
やや下に高圧線の高さを下げている配電線柱です。
周囲はD型の縦型装柱ばかりですが、
交差部分は高さを抑えるため、横型装柱になっています。
ジャンパー線支持は中実碍子です。
高圧線腕金のアームタイが邪魔する関係か、
低圧線の引き込み接続箱はハイアップ架台に取り付けています。


もう片方の配電線柱です。高さをあげる前のジャンパー線支持は、
碍子型変流器になっています。
更に中段の支持は中実碍子になっているのですが、
碍子の向きが一つだけ異なります。
なお、どさくさに紛れてこの区間で撚架しています。


単相と3相の変圧器に引き下げている配電線柱です。
引き下げ支持の腕金だけやたら錆びています。


高圧線の交差地点です。
接続線が簡素化されています。
今まで東電管内ではあまり見かけなかったのですが、
装柱の簡素化でコスト削減をする時代なので、
今後、こういうのが増えていくかと思います。


3相3線から単相2線に切り替わる所の配電線柱ですが、
3相3線側が無理に縦型装柱から横型装柱に切り替わっているため、
耐張碍子は片方によっています。
しかし、それだと張力的にバランスが悪いので、
もう片方で支線を引き留めています。
単相2線側も3相3線に合わせて片方によっているので、
変な感じの装柱になっています。


長い腕金に鳥返しの針が立っています。
その割りに電線にはとりパスとか付けていないのですけど。


d型(D型小型タイプ)とD型とD+D型のD型腕金3兄弟で、
高圧線の方向を変えています。


高圧線と動力線の間が開いていて腑抜けた感じになっています。
高圧線にコネクターの跡があるので、
昔は高圧線を分岐していて、
その腕金が高圧線腕金と動力線腕金の間にあったのだと思います。


少し腕金の長い耐張碍子の装柱です。
これは、河川を横断していてややスパン(電柱間の距離)が長いため、
電線同士が風などで接触しないよう、
それぞれの相の線を離しているためです。


パッと見で古い電柱と分かります。
継ぎ足しのパンザマストは錆びていて、
高圧線の腕金はやや傾いています。


高圧線を分岐している配電線柱ですが、
分岐側の出ている位置がかなり低いです。


上下回線で装柱が合っていないため、
不釣合いな装柱になっています。


分岐側にやたら大きい開閉器を使っています。

東電配電線柱写真集F2

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