青梅変電所と豊岡変電所8

豊岡変電所は豊岡線と狭山線を引き込んで豊昭線を分岐する、
入間市最大の変電所です。
なお、「豊岡」と言うのは入間市の前の前の町名、
入間郡豊岡町から来ています。
豊岡変電所はGIS変電所で、
敷地内所々に変圧器などの機器があるだけです。
写真の機械は最新の調相設備です。
豊岡変電所はこの調相設備で電圧の調整を行なっているので、
コンデンサの大群を見ることが出来ません。

敷地中央にマイクロ波アンテナがあります。
アンテナの鉄塔は紅白塗装されていません。

敷地中央部に変圧器が堂々とあります。

敷地南側には所内用変圧器と所内用ガス絶縁開閉装置があります。

敷地の奥にガス絶縁開閉装置があります。
ガス絶縁開閉装置は豊岡線用、豊昭線用、狭山線用それぞれあります。

豊昭線引き上げ部分です。

豊昭線の引き上げ部分のケーブルヘッドを見ると、
2つの線が合さっている事が分かります。

豊昭(ほうしょう)線1-1号鉄塔です。
典型的なドラキュラ鉄塔(送電ファン用語)で、
ドラキュラがマントを広げている雰囲気が伝わります。

豊昭線1-2号鉄塔です。
豊岡変電所を増強した時、
1号鉄塔が2つになりました。
増強前は1号鉄塔から単導体で豊岡変電所に引き込んでいました。

豊昭線は昭島市に向かって延びています。
昔は単導体の路線だったのですが、
部分部分複導体にし、
現在は全路線複導体になっています。
送電線ファンで知らない方はあまりいない有名な送電線路です。
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