青梅変電所と豊岡変電所3


場所は飛んで青梅線85号鉄塔。
これもおなじみの鉄塔です。
青梅線から飯能線と豊岡線を分岐しています。
複導体2回線と単導体2回線(上ノ原線)がありますが、
下の単導体から飯能線1回線が分岐しています。
これは飯能連絡線時代から変わっていません。

なお、飯能線と逆方向に青梅線が延びていて、
その先に青梅変電所があります。

青梅変電所に行って見ます。
青梅変電所の敷地はあまり広くありませんが、
青梅、羽村、福生、瑞穂などの西多摩地区とっては重要な変電所になっています。

青梅変電所の東側では青梅線を引き込んでいます。
手前で下の単導体2回線(上ノ原線)を、
奥で上の複導体2回線(青梅線)を引き下げています。

青梅変電所はGIS化されていて、
青梅線の引き下げ線下にはガス絶縁開閉装置があります。
ガス絶縁開閉装置の前に大型変圧器があります。

変圧器の前にはあちゃー!!
PCBが入った変圧器たちがありました・・・。
でも、他の変電所に比べるとその量は少なめです。

配電用変圧器も山積みにされています。

青梅変電所のマイクロ波アンテナです。
結構高さが高く、遠くからでも目立ちます。

青梅変電所は中間変電所でもあり、
配電用変電所でもあります。
青梅変電所のガス絶縁開閉装置〜配電用変電所(通称・局配)間は、
地中線で繋がれています。

局配用変圧器の後ろに高圧開閉装置があります。
私の視力では線名が殆ど読み取れませんでしたが、
かろうじて「小曽木線」と「イスズ線」は読み取れました。
イスズ線の「イスズ」はいすゞ自動車のことではなく、
青梅変電所そばにある、青梅五十鈴株式会社のことらしいです。
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