不思議の森の配電線1

山の林道を車で走ると、「あれっ?」と思う配電線によく出会います。
今回のこれも面白いです。




東電の配電線の横に怪しげな配電線が・・・。木柱で開閉器付です。


左となりの東電配電線に比べても異常な雰囲気です。


配電線は木柱がほとんどです。
高圧線の下に今は使われていない、謎のピン碍子があります。

 
中には変圧器付もあります。下は正規のNTT電話線です。
この配電線柱はコンクリート柱です。


未舗装林道沿いにこの線は通っています。
碍子は中実碍子です。


実はこの線はあるセメント工業会社の配電線です。
名前は孫惣線です。
NTT電話線の番号票の下にその番号票があります。(新しいのにはついてません。) 


この配電線に使っている柱は、
木をそのまま使っているみたいにごつごつしています。


新しく立て直したところにはパンザーマストの鉄柱もあります。


耐張碍子も立派です。ジャンパー線支持は中実碍子です。


スパンが長い区間は、二本の木柱を使っています。


コンクリート柱は、高圧線の下の未使用ピン碍子及びその腕金がありません。
未使用ピン碍子の線が廃止されてから随分時間が経っているようです。


場所によっては、高圧線のひく方向が変わるところがあるのですが、
なんと耐張碍子を使わず、引き通しの中実碍子を使っているところがあります。


途中で山の上のほうへ分岐する線があります。
 この配電線柱を「A」として覚えておいてください。(後ほど関係する話がありますので。)


「A」の配電線柱近くには変電設備があります。四角い変圧器があります。


更にその近くにはさびさびの変圧器が3台並んでいます。

不思議の森の配電線2

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