新座変電所と武蔵野変電所6


南側のガス絶縁開閉装置です。


ガス絶縁開閉装置は見難いところにあり、
何の線が繋がっているのか分からないのですが、
少なくとも地中から引き上げている架空送電線は、
このガス絶縁開閉装置に繋がっていると思います。


手前に何か怪しいものが・・・。


ありゃりゃ・・・。
配電線の変圧器が沢山あります。
絶縁油にポリ塩化ビフェニル(PCB)が入っている変圧器でしょうね・・・。


変電所の南側の送電線です。
奥が吉武線&武練線の送電線です。
手前の送電線は久留米線です。
今度はこの久留米線を追跡します。


この久留米線はなんだか古い鉄塔で、
塗装がはげて下の錆止めが見えています。
2回線の下に意味不明のアームがあるのですが、
これは4回線時代の名残です。


そして、久留米線7号鉄塔で下に送電線を引き込んでいます。
ここは下の2回線のアームがしっかり残っています。


この鉄塔の周りを周ったのですが、
変電所を見つけられませんでした。
住宅地に紛れてあると思うのですが・・・。
※後日再調査したところ、この地中線は保谷線で、
保谷変電所に繋がっている事が分かりました。


さあさあ、久留米線を追跡します。
相変わらず下の回線のアームが中途半端に残してありますね。


そして、久留米線14号鉄塔で田無線を分岐します。


久留米線から分岐した田無線の最初は14号鉄塔です。
下に電線を引き下げています。
この線は西武久留米変電所に繋がっています。


田無線17号鉄塔の下は西武鉄道の用地になっています。
この用地はかつての中島飛行機専用線の跡です。
この先、落合川の所まで線路の盛土が残っています。
中島飛行機の跡地は現在、
ひばりが丘パークヒルズ(ひばりヶ丘団地)になっています。

新座変電所と武蔵野変電所7

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