新座変電所と武蔵野変電所7


そして、西武鉄道の久留米変電所です。
東久留米〜ひばりヶ丘間にあります。


地中から出た送電線は、
断路器、遮断器を通り、変圧器に繋がっています。


右手の機械は整流器です。


西武池袋線のき電線と高圧配電線に接続されています。


少しだけ田無線を追跡します。
こちらも塗装がはげている古い鉄塔です。


プレートを見たら田無線18号鉄塔でした。
・・・ん?まてよ、番号増えていない?


18号の次は田無線19号鉄塔でした。
つまり、この線は久留米線からの通番になっているのです。
それにしてもこの送電線はスパンがやたらに短いし、
鉄塔の高さは低いし、耐張碍子のジャンパー線のまわしも独特だし、
非常に個性的な送電線です。
この先田無線を追跡したかったのですが、
東久留米駅から遠くなってしまうのでやめました。
なお、田無線はこの先で地中線になってしまいます。
一応行き先は西北原変電所になっていますが、
その先の田無変電所に繋がっていると思われます。


一方、田無線を分岐した後の久留米線はどれだけ続くのかと思ったら、
次の15号鉄塔で変電所に引き込まれてジ・エンドでした。


変電所は久留米変電所です。
「東久留米」と言う地名は武蔵野鉄道(現・西武池袋線)の駅名から来たもので、
昔の地名は「東」が付かないただの「久留米」でした。
そのため、市制施行前からある、
変電所や送電線などは「久留米」になっています。


手前に遮断機があります。奥に計器用変成器と避雷器があります。


送電線は変電所の建物に引き込まれています。
建物の中に変圧器があると思われます。


変電所の裏には配電用変電所おなじみの装置が・・・。


高圧開閉装置と搬送結合装置です。
ここから各配電線にある開閉器の操作をします。
開閉器はあちこちあるので、ブースも沢山あります。


所内の隣の線の開閉器は「切」になっていました。

川柳五七の電線のページ1Wへ戻る

川柳五七の電線のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ