新座変電所と武蔵野変電所1
「電線は見たいけど長い送電線路を追跡する気力はない。」
「手っ取り早く電線の名所に行きたい。」と言う首都圏在住の貴方!
そんな貴方にお勧めの変電所をご紹介いたします。
今回の特集は日本で最も有名な電線の名所です。
東京からも近いので、探訪することをお勧めいたします。
先ずは、新座変電所から見てみたいと思います。
写真は新座変電所の遠景です。
なんだか異様な雰囲気がすると思います。
「なんかパイプみたいのがごちゃごちゃあって気持ち悪い・・・。」
と思われた方もいらっしゃるかと思います。
これ、ガス絶縁開閉装置(通称・GIS)と言う装置です。
今までバラバラにあった、
計器用変成器、断路器、遮断器、避雷器を一体化した装置で、
最近急速に普及が進んでいます。
これを導入すると変電所がコンパクト化利点がありますが、
装置自体はかなり高額なので、
導入は変電所によってマチマチです。
変電所の南側にマイクロ波アンテナがあります。
主要な変電所は大抵マイクロ波アンテナがあります。
この変電所は北側が一次側(引込)で、
南側が二次側(引出)になっています。
一次側に引き込まれているのは、
4導体二回線の新座線と、
新座線に併架されている単導体二回線の下清戸線です。
奥にちょこっと映っている送電線は武蔵野連絡線です。
下清戸線は新座線の手前で引き下げています。
下清戸線の引き下げ部分です。
下清戸線はここから地中線になります。
この線は下清戸変電所に繋がっています。
下清戸線の奥で新座線を引き下げています。
新座線の引き下げ下にはガス絶縁開閉装置が複雑にあります。
本当に不気味な光景です。
このガス絶縁開閉装置は古いタイプかもしれません。
今のだったらもう少しスッキリしていると思うのですが・・・。
このガス絶縁開閉装置の裏に変電所の建物があります。
この建物の中に変圧器があります。
日新電機製の調相設備です。
調相設備は無効電力を発生したり吸収したりして電圧の調整をする機械です。
変電所の西側に2台あります。
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