工場内配電線B1
工場の配電線は電力会社の配電線で見られない装柱が多く、
楽しいです。
今回も色々な工場の配電線をご紹介します。
先ずはトラックのターミナルの配電線です。
海に近いので高圧線支持は耐塩ピン碍子になっています。
この電柱で低圧線が横装柱からDV線などになります。
この電柱は避雷器付ですが、避雷器はやや小型です。
そして、一番目立つのが、低圧線下の投光器です。
こちらは避雷器の無い普通の装柱です。
やはり投光器が付いています。
低圧線の電気は殆ど投光器に使われています。
懸垂碍子の装柱です。
ジャンパー線支持碍子はやはり耐塩ピン碍子です。
終端部は建物に引き込まれています。
高圧線取付金具に架空地線用の腕金も取り付けられているのがポイントです。
粉砕機メーカー「A」の工場内配電線です。
上下線とも低圧線かと思います。
昔は上下線とも二方向に分岐していたのか、
上の回線も両向きに腕金が取り付けられていて、
電線を支持していない低圧引き留め碍子が付いています。
上と同じ配電線です。
下の回線だけ引き通しになっています。
上の配電線の起点部です。
低圧引き留め碍子が使われています。
鋳鉄工場「N」の配電線です。
3回線になっています。
支持碍子は何れも中実碍子です。
米軍基地の配電線です。
この配電線柱は低圧線のみですが、
電線を何でも縦配列するのがとてもアメリカン(?)です。
この低圧線はおそらく上が電灯線。
下が動力線になっているのだと思います。
大手鉄道会社Jの配電線です。
かなり古い木柱になっています。
低圧線は単相交流で、
ささやかな低圧ピン碍子で支持しています。
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