
新多摩変電所と西東京変電所14

変電所北側は4導体や2導体の送電線ばかりなのですが、
唯一単導体の送電線があります。
その線は南多摩線で、
相模原市の橋本変電所と西東京変電所を結んでいる送電線です。

西北線の下を交差して西東京変電所に入ります。

ただ、南多摩線は15万4千ボルトの送電線のため、
北の1次側(写真右側の鉄構)には接続してなく、
少し低い場所にある2次側の鉄構に接続されています。

そして、先ほどの新多摩変電所から来ている東京西線です(写真手前)。
西北線の隣で引き込んでいます。

東京西線は4導体の送電線ですが、
最後の1スパンは2導体になっています。

東京西線の引き込み部は引き下げてすぐ避雷器を通ります。
避雷器から手前の計器用変成器へ電線を分岐しています。

東京西線も遮断器は空気遮断器です。

東京西線のすぐ隣で引き込んでいるのはJパワーの西南多摩線(只見幹線)です。

西南多摩線はJパワーの送電線ですが、
引き込み部は白碍子になっています。

西南多摩線の引き下げ部は単導体になっています。
北側に接続する送電線はすべて27万5千ボルトなのですが、
導体数が路線によってバラバラです。

引き下げ後、避雷器になり、
断路器を通り、空気遮断器になります。
単導体のせいか断路器は他線よりやや小型です。

西北線と同じように西南多摩線も1相だけ避雷器の前に計器用変成器があります。

西南多摩線(写真手前)と東京西線の引き込み部です。
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