
新多摩変電所と西東京変電所4

新秩父線1号線の遮断器は2号線と同じく空気遮断器になっています。

ただ、空気遮断器のヘッド部分の形状が2号線と異なります。

手前が新秩父線1号線の引き出し部です。
その後が新多摩線の引き込み部です。

新多摩線です。
この送電線は新秦野変電所から来ている重要な送電線です。

新多摩線は2回線横一列で引き込まれています。

碍子はやはり茶色になっています。

引き下げの懸垂碍子はやたらアークホーンがあり、
懸垂碍子と避雷器は特徴的な管で繋がれています。
雷の影響をそんなに受けやすいのでしょうか?

断路器、計器用変成器を通ります。

そして遮断器です。
新多摩線の遮断器はガス遮断器です。
小さいガス管部に対してブッシングがやたらスマートなので目立ちます。

新秩父線の空気遮断器と新多摩線のガス遮断器です。
空気遮断器とガス遮断器の使い分けが分からないのですが、
おそらく、昔は新多摩線も空気遮断器だったのだと思います。
空気遮断器は既に製造中止になっているため、
遮断器を新しく取り替える場合は、
ガス遮断器か真空遮断器になります。
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