
新多摩変電所と西東京変電所2

新所沢線引き出しの西側(写真手前)には調相設備があります。
調相設備はここの他、変電所北東側にもあります。

東芝製のSVCリアクトル(左)とSVC変圧器(右)です。
SVCとは静止型無効電力補償装置のことです。
SVC変圧器で変圧した後、
SVCリアクトルやキャパシタ群(=コンデンサの大群)に電気を送ります。

コンデンサへの母線はSVC変圧器で変圧した後、地中を通り、
すぐに引き上げられます。
引き上げた所に断路器があります。

母線はコンデンサの方へ向かいます。

コンデンサへの母線は1回線で、
かご型門型鉄柱から下げられたV字懸垂碍子で支持されています。

コンデンサと母線の間に小型の断路器と避雷器、
計器用変成器が挟まれています。

おなじみの日新電機のコンデンサです。
1相につき1列整然と並んでいます。

コンデンサへの母線末端部です。
耐張碍子で引き留められています。

次に新秩父線です。6導体2回線50万ボルトの送電線です。
新秩父線は回線ごとに接続位置が異なります。
新秩父線は新多摩変電所から新秩父開閉所までの送電線になっているのですが、
電気の流れは回線毎に異なるかもしれません。
新秩父線の後の送電線は新多摩線です。

変電所西側では新秩父線2号線が接続されています。

新秩父線2号線引き込み部の碍子は茶色になっています。

引き込み下には避雷器と計器用変成器があります。

そして、後は大型断路器です。
新所沢線のものよりやや背が低く小型です。

そして再び計器用変成器を通った後・・・、

遮断器になります。
新秩父線2号線はかなり背が高くて大きい空気遮断器を使っています。
空気遮断器は3基くっつくように並んでいます。
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