東京電力・電気の史料館11


これはおなじみの昭和57年採用の今の東京電力の配電線装柱です。
GWキャップ、クランプ碍子とおなじみのものになっています。


変圧器も灰色で大型化されています。


避雷器とクランプ碍子です。
「避雷器」は雷などから電線を護る機器です。
「クランプ碍子」とは電線の接続を「クランプ」と言う器具で行なう碍子のことで、
電線の着脱が容易に出来る利点があります。
クランプ碍子は黒いクランプカバーに囲まれて中が見えないのですが、
カバーを外すとこのような放電クランプがあります。
「放電クランプ」とは異常電流を放電させて電線の切断を防ぐクランプのことです。


開閉器です。
最近の開閉器は自動化されています。
史料館に飾られている開閉器は中が見えるので、
よく見てみましょう。


配電用変電所に高圧開閉装置とともにある、
搬送結合装置です。
高圧開閉装置の通信を高圧線に流す装置です。


高圧油入り開閉器です。
これは結構古いタイプです。


配電線の引込線に使われる電線です。
真ん中のDV線は一般家庭の引込線によく使われます。


電気メータです。
昔はこんな大きなメータだったのですね。
ただ、仕組みは今も昔もアラゴーの円盤を使った方式のようです。


沢山の電気メータが飾られていますが、
ここら辺になるとおなじみになるのではないのでしょうか?


一般家庭では見ることが出来ない、
高圧用の電気メータも飾られています。


ブレーカーです。
ブレーカーも様々な形があります。
電線に興味のない方もここら辺はおなじみですね。


で、史料館に来た時、うっかり見過ごしてしまうこのノップ碍子!!
この碍子は送電ファンにとっては重要な碍子です!!
ノップ碍子はDV線が採用される前、引込線によく使われていました。

東京電力・電気の史料館12

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