
東京電力・電気の史料館12
8、計器関係

電源開発で使っていた交流計算盤です。
複雑な電圧の計算などに使われていました。

可搬型電磁オシログラフです。
現場で交流の観察が出来る機械です。

オシロ盤です。
変な名前ですが、
オシロ盤とは変電所や発電所の事故状況を記録する機械です。

変流器です。
この形は今でもおなじみです。
それぞれの継電器のために電流を変える機械です。
(そのまま高い電流を流すと継電器が壊れてしまうのでこれで電流を下げます。)
「継電器」とは事故地点を把握する機械の事です。

過電流継電器です。

こちらは電圧継電器です。

トランジスタ型位相比較リレーです。
「(保護)リレー」とは事故が発生したとき、
すみやかに事故区間を遮断して、
被害を最小にするネットワークのことです。

マイクロ波無線装置です。
マイクロ波は各変電所などの情報交換に使われています。
特に事故時の連絡には必要不可欠です。
右はブロッキングコイルで、
これを使うと送電線を通信線路として使うことが出来ます。

現在、変電所間通信は光ファイバーが主流です。

デジタル型リレーです。
リレー系統もデジタル化しています。
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