千歳変電所と和田堀変電所6




場所は変わって、和田堀線の170号鉄塔です。
和田堀線は千歳変電所から下に北烏山線を併架していましたが、
この170号鉄塔で下の北烏山線は終わり、下に引き下げます。
なお、右にちらっと移っている送電線は北堀線です。


引き下げたところは高井戸変電所です。
この変電所は中に変圧器用の防音壁があって、
中の様子があまり分かりません。


北烏山線の地中に潜る部分です。
電線は後ろのガス絶縁開閉装置に繋がっています。


高井戸変電所の変圧器は防音壁に囲まれているので、
見えるのは横にあるガス絶縁開閉装置だけです。


ガス絶縁開閉装置は整然と並んでいます。
ガス絶縁開閉装置についている路線名を見たところ、
北烏山線の他、千歳船橋線や八幡山線などの路線名がありました。
高井戸変電所は配電用変電所ではなく、
こういった地中線を分岐している変電所です。
それぞれの線はおそらくこの周辺の配電用変電所に繋がっていると思われます。


敷地に端に調相設備がありました。


高井戸変電所から先、
単独になった和田堀線は、和田堀変電所手前で下に駒沢線を挟みます。
駒沢線は洗足変電所から来ている古い路線です。
洗足変電所はついこないだまで味のある古い変電所だったのですが、
最近、GIS化して魅力がなくなってしまいました。
(写真右側の背の高い鉄塔です。手前から来る路線が駒沢線です。)


そして、隣を通る高井戸線・杉並線(写真左)とともに地中に入ります。
ここら辺は東京電力関係の福祉施設や社宅などの敷地になっています。


各路線の引き下げ部です。
4路線が引き込まれているところなのでぐちゃぐちゃしています。


一方、北堀線だけはこの4路線から離れた東京電力の社宅内で地中に引き込まれます。
引込部の鉄塔の耐張碍子の配置がなんとなく変な感じです。

千歳変電所と和田堀変電所7

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