
千歳変電所と和田堀変電所5

高井戸線は三鷹台変電所を出ると4方向に分かれます。
実際は南から東方向に行くのが高井戸線で、
西から北方向に行くのは三井線です。
「三井」と言っても「三鷹」と「井の頭」のことで、
「三井グループ」とは関係ありません。

高井戸線は京王久我山変電所や成宗変電所を通り、
和田堀変電所に向かいます。
写真は京王久我山変電所への引き下げ部分です。

一方、三井線は三鷹(西)方向に追跡すると、
地中引き下げになります。
(ここは金ばかりかけた成金学校の敷地内で上手く撮影ができません。)
写真左側が三井線で、右側はさっきの車返線です。
車返線は三鷹変電所に繋がっていたのです。

その引き下げ部のすぐ北に三鷹変電所があります。
ここは残念ながらGIS化されていて、
断路器、遮断器等は無く、
ガス絶縁開閉装置が敷地真ん中にデーンとあります。

ガス絶縁開閉装置は複雑にあります。
これを導入する前はもっと変電所の敷地が広く、
断路器や遮断器が整然と並んでいたと思われます。

変圧器はガス絶縁開閉装置や、
NR中性点接地抵抗装置の後ろに隠れるようにしてあります。

また、別の変圧器も建物影にあります。

ガス絶縁開閉装置の前に高圧開閉装置があります。
さすが大都会の三鷹ということあって、
高圧開閉装置のブースはかなりの数があります。

高圧開閉装置のそれぞれのブースには配電線路の名前が書いてあって、
これを見るだけで楽しめます。

ここには、セコム線とむらさき線のブースがあります。
セコム線はセコムの会社に引き込んでいることはなんとなく想像できるのですが、
むらさき線とはなんでしょうか?
調べたところによると、三鷹は紫草が良く採れたところで、
一部地域が「むらさき」と呼ばれているようです。

三鷹変電所は本当に高圧開閉装置が沢山あります。
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