関東電化工業配電線1


ある工場で見つけた配電線。
普通の東電の配電線だと思ったら大間違いです!


今の東電の配電線ではありえない、
引き通しの中実碍子の配電線柱があります。
そう、この配電線は東電のものでなく、工場内の配電線です。
なお、工場は渋川の関東電化工業です。


・・・とは言え、中実耐張碍子にクランプ碍子、
GWキャップの配電線柱のものもあるので、
東電の配電線と見間違えても仕方ないのですが・・・、
でも、高圧線以下の電線配線は全く異なります。


この配電線柱の上の1回線は中実耐張碍子なのに、
縁まわし支持がクランプ碍子ではないので違和感があります。


完全におかしいのはここ!
東電の配電線では絶対ない、3回線横型装柱です。
東電の配電線で3回線以上になった場合、2回線を横型装柱にして、
それ以外はCVTにするのが慣例です。


3回線の末端部。色々な配電線が交錯していますが、
すべて東電のものではありません。


一方、こちらの配電線は上と同じ工場のものですが、
耐張碍子がカバーのない貧弱なものなので、
明らかに東電のものではないと分かります。


引き通し配電線も中実碍子主流で、
違いが一目瞭然です。


工場の変電設備です。
まあ、すばらしいごちゃごちゃぶりです。


ごちゃごちゃ電線はあちこちに分岐しています。


工場の裏手にて。
クイズ・ここには開閉器があるのですが、
一体どこにあるでしょう!

関東電化工業配電線2

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