地図記号・地形〜水部地形

水部地形は青で表す記号が多いです。
幅広い河川や湖などは網点も使用します。



名称 水涯線(海・河川・湖等)・河川
記号
青・青網点
適用 水涯線(すいがいせん)とは、
陸と水の境目の線のことです。

河川と湖は通常の水位のときの境目、
海の場合は満潮時の境目を実際の位置で表示します。

河川は常時流れているのが条件で、
地図上の長さ10ミリ以上、
幅は実距離1.5メートル以上に使います。

河川の幅が図上0.3ミリ以上の川の水涯線は2本線で、
それ以下のものは1本線で表示します。
備考 海図の水涯線は干潮時です。

名称 地下水路
記号
・抗口は黒
適用 川が地下を通っているときは、
地下に入る部分に抗口記号(後述)を入れます。
また、前後の川の幅と同じようにします。

名称 空中水路
記号
適用 空中の水路は輸送管(後述)を使います。

名称 流水方向
記号
適用 河川の流れがわかりにくいところに使います。

河川の中に表示できない場合は、
河川の外側に沿って表示することもできます。

名称 湖・沼・池
記号
青・青網点
適用 図上1ミリ平方以上のものに使います。

下水処理場や養殖場の
図上0.2ミリ未満の小さい池の仕切りは、
特定地区界(後述)で仕切ります。

名称 等深線
記号
適用 等深線とは、実際の地形と等しい深さを線でつなぎ、
一目で地形が分かるようにしたものです。

湖沼調査をした湖沼図に基づいて地形を表示します。
あとは等高線に準じます。

名称 凹地
記号
適用 水部の凹地は青を使います。
あとは陸部地形の凹地に準じます。

名称
記号
適用 図上0.5ミリ以上1ミリ未満は上の崖(小)記号で、
それ以上は、下の崖(大)の記号を使います。
ただし、0.5ミリ以下でも表示が必要な場合は、
崖(小)記号で表示することが出来ます。

名称
記号
適用 流れている水が急激に落下する部分に使います。

高さは5メートル以上ですが、
有名なものや目印になるものは、
5メートル未満でも表示します。
滝の幅が図上0.8未満は左の滝(小)で、
それ以上は右の滝(大)を使います。
何れも円点は下流側に表示します。

名称 枯れ川
記号
適用 普段、流れている部分と
流れていない部分がある河川の場合、
普段は流れていない部分の
流れの道をはっきりする場合に使います。

図上の長さが10ミリ未満は「河川」として表示します。

名称 干潟
記号
適用 満潮時は水面下にあり、干潮時は水面上に出る、
平坦な砂や泥の部分に使います。

図上2ミリ平方以上のものを表示します。

名称 隠顕岩・珊瑚礁
記号
適用 満潮時は水面下にあり、干潮時は水面上に出る、
岩に使います。

図上1.5ミリ平方以上のものを表示しますが、
好目標になるものはそれ未満でも表示できます。

空中写真で分かる珊瑚礁もこの記号を使います。

地図記号・交通施設〜道路

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