地図とは
「川柳五七の地図のページ」にお越しいただきありがとうございます。
このサイトは地図趣味者の私が地図のことで色々駄弁るページです。
面白くないかもしれませんが宜しくお願いいたします。
さて、簡単に出来そうで出来ないのが地図で、
1枚の地図を完成させるには多大なる労力と手間がかかります。
また、地図を知るには複雑な数学
(代数、幾何学、三角関数、微分、積分等)の知識もいるので、
嫌になってしまうことがあります。
実際地図好きでその道に行こうとした人も結局挫折してしまうことがあります。
(このサイトはあくまでも「地図趣味なので」また〜りと分かりやすく説明します。
・・・と言うか難しいことは私でも分かりません。)
1、地図とは
いきなり哲学的なことから始めてしまいますが、
意外と地図の意味が分からなかったりします。
当たり前に存在しているからでしょう。
地図とは「地球上にある自然物または人工物を、
数値・記号・文字・線などを使い、一平面上に表現したもの。」
と、されています。
突っ込みを入れるなら「一平面上」のところで、
「地球儀はどうなるんだ」と言う事です。
地球儀は地図ではなくやはり地球儀と定義するべきなんでしょう。
2、地図を管轄する国家機関
国土交通省・国土地理院です。
場所は茨城県つくば市にあります。
比較的学園都市の外れにあり、
同機関に併設して「地図と測量の科学館」があります。
私は科学館のフロントにあるメモ用紙を見て驚きました。
地図の切れ端の裏面を使っているのです。
たぶん印刷ミスか何かで使わなくなった古い地図かもしれませんが、
かなりの数をかっぱらって(”ご自由に”なので犯罪ではない)いきました。
3、地図を作るのに必要な資格
一般の複製地図を作る場合、資格は要りません。
コンピュータ技術の発展とともに、
実際の製図作業はパートやアルバイトにやらせているところが多くなりました。
住宅地図作成会社の工場に行ったら、
パートの方が素早い手つきで
デジタイザ(コンピュータ製図に使うもの)をクリックしていました。
ただし、国土地理院発行の地図を作るときは別で、
少なくとも次の資格が必要になります。
また、正社員として地図会社に就職するときは、
以下の資格があったほうが断然有利です。
●a,測量士
国家の実測量とその計画をするのに必要な資格です。
この資格の取得はかなり大変で、簡単に取れない資格のうちの一つです。
数学がお嫌いな方は向いていない資格です。
●b,測量士補
測量士を補佐して実測量を行なう人の資格です。
実際トランシット等やレヴェルで測量できるのは測量士・測量士補だけで、
無資格の人は測量出来ません。
測量士とともに難しい試験に合格しないとなれませんが、
一部の大学や専門学校では、
卒業と同時に取得出来る所もあります(ただ、その卒業も大変ですが・・・。)。
(一応私は測量士補です・・・。どうでもいいことですが・・・)。
●c,地図製図専門技術1級(地図製図士1級)
国土地理院発行の地図を作成する場合に必要な資格です。
試験はある程度の大きさの図面を素早く綺麗に製図しなければならないという過酷なものです。
製図出来ても下手じゃ取れないし、測量士とともに取得が大変な資格です。
なお、受けられるのは実務経験5年以上の測量士、測量士補だけです。
●d,地図製図専門技術2級(地図製図士2級)
地図製図専門技術1級よりかはなりやすいですが、
かなりの技術を要求されます。
少なくとも活字(注記)を手書きで書けないと無理でしょう。
試験を受けるには実務経験1年が必要です。
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