| 音楽に行き詰るとは何でしょうか??(2009年10月20日) | 
              
                | 音楽家の加藤和彦氏が「音楽のことで行き詰まり」自殺をしたのですが、 そもそも「音楽の行き詰まり」って何でしょうか?
 私は色々なことで行き詰ることがありますが、
 少なくとも音楽で行き詰ったことはありません。
 考えられるのは、
 1、音楽(曲)が作れなくなった。
 2、音楽を作れてもヒット曲や流行曲が作れなくなった。
 3、音楽自体に興味がなくなった。
 など色々考えられますが、
 加藤氏の場合、過去のヒット曲の著作権収入がかなりあると思うので、
 無理してまで曲を作る必要性があったのか疑問です。
 それに、昔ほどではなくても彼を支持するファンはいる訳で、
 何も新しい曲スタイルを確立する必要は無く、自己流を貫けば良いだけだと思います。
 
 最近、ヒット曲を連発している音楽プロデューサーやアーティスト、
 偉そうに批評するDTM、DAWプログラマー、
 そして私もなんだかんだいってもたった12の音の組み合わせを行なっているだけで、
 技術力さえあれば、然程音楽家に大差などありません。
 意外と曲は曲の良さでなく、「先入観」がその曲のイメージを左右しています。
 加藤氏の場合、「過去の音楽家」と言う先入観だけで音楽的価値を無視して、
 「時代遅れ、古臭い」と思われているだけだと思います。
 (私の場合は音楽家と言うより鉄道ファンのイメージが強すぎて曲に関心が行かない。)
 しかし、そんな先入観の批評など「音楽を知らない」族の戯言な訳で、
 そんな芸術的価値が解らない人間などをいちいち気にする必要はないと思います。
 そもそも音楽に流行があると言うこと自体おかしいわけで、
 それだったらバッハやモーツァルトなどは超超時代遅れになってしまいます。
 しかし、バッハやモーツァルトの曲は今でも各地で好んで演奏されています。
 要は音楽的価値が高ければ時代など関係ないのです。
 そのことに加藤氏が気付けなかったのは大変残念です。
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                | 尻軽指揮者と右派支持者たち(2009年10月18日) | 
              
                | サッカー日本代表の岡田監督がTBS系のサッカー番組に出演した際、 番組側から失礼な質問があり、激怒したようです。
 一般的には「番組担当者が悪い」と言うような風潮になっていますが、
 これってどうなのでしょうか?
 番組が良い悪いの前に「何故、岡田監督はこの番組に出演した。」のでしょうか?
 番組担当者から事前の内容説明が無かったら、出演依頼は断るべきです。
 逆に説明があって気に食わない内容だった場合も、出演依頼を断る事が出来ました。
 何れにしても岡田監督はテレビ出演依頼に浮かれてホイサッサと請けたわけで、
 番組側が一方的に悪いとは思えません。
 
 岡田監督が激怒したのはコーナーの終わりに、
 「何故、98年のW杯で三浦知良選手をメンバーから外した。」と言うサポーターの映像が流れ、
 司会者が岡田監督にその真意を聞くと言うものです。
 確かに11年も前のことを今更問いただすのは失礼だし、第一しつこいです。
 「岡田監督が三浦選手をW杯メンバーから外したから日本が勝てなかった。」
 と言うのは後付の理由で、裏付けも無ければ根拠もありません。
 サッカーは個人プレイではないので、
 三浦選手をメンバーに入れても日本は勝てなかったと思います。
 この質問の前にサポーターが「4位を目指す裏付けはあるのか?」と言う質問に、
 岡田監督が「裏付けって何なの?そんなの必要なの?」と不快そうに答えたのは、
 岡田監督にサポーターやメディアに対する不満があったのは想像に難くありません。
 私も忘れてしまうくらい昔にこの日記で書いたのですが、
 サッカーのサポーターはあるものを美化するために一斉に回れ右をする悪い所があります。
 その悪い例が去年の「浦和レッズサポーターの藤口社長(当時)に対する不満」です。
 藤口社長にも非があるのは事実ですが、一番の問題は選手の実力不足です。
 選手の実力低下を認めたくないレッズサポーターは、
 一方的にすべての責任を藤口社長に押し付けたのです。
 こんなのは絶対に良くありませんし、選手を付け上がらせることになるだけです。
 サポーターのために必死になって頑張った藤口社長が気の毒です。
 良くも悪くもサッカーのサポーターがこうなってしまったのは、
 昔流行したとある少年サッカー漫画が原因です。
 その漫画の読者は私と同じ世代かそれ以上なので、
 選手としては引退してしまった人が多いのですが、サポーターに関してはまだまだ沢山います。
 現実のサッカーと漫画を区別出来るようにサポーターの意識改革が必要だと思います。
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                | 羽田空港のハブ化??(2009年10月15日) | 
              
                | 何だか最近、羽田空港のハブ化の話題が持ち上がっているのですが、 そもそも「空港のハブ化」が何なのか我々国民はともかく、
 各メディアのコメンテーターや記者、地方の知事、
 あまつさえ前原国交相も分かっていません。
 何だかわからない状態なので国民は「便利になる」とか「経済効果が上がる」とか、
 過度な期待をしてしまい、ハブ化でかえって不便になることが見えなくなってしまうのです。
 ハブ化の例として韓国や中国を出すのですが、
 韓国や中国と違い、日本の空港密度は対人口でも対面積でも高い状態なので、
 一部の空港だけをハブ化するのは不適切なのです。
 
 ハブ化とは「飛行機の鉄道化」です。
 ハブ空港以外に行く場合、乗り換えが増えるし、
 かつての鉄道操車場みたいに貨物の詰め替えが必要になってしまいます。
 そうなるとかえって経済損失が増えてしまいますし、不効率です。
 
 しかし、前原国交相は本当の意味で「ハブ化」と言う言葉を使ったのではなく、
 単に「羽田の滑走路が増えるので、過密状態の成田を緩和させるために、
 羽田の国際便を増発する。」と言う意味で「ハブ化」の言葉を持ち出したのだと思います。
 彼の悪い癖は変にインテリぶるところで、
 「ハブ化」とか言う難しい用語を持ち出すから周りに誤解を与えてしまい、
 後になって釈明に追われてしまうのです。
 これは民主党が野党の時からそうだったのですが、
 未だにその癖を直す事が出来ないようです。
 前原国交相には前原語を通訳する人が必要かもしれません。
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                | 核兵器関連の話題(2009年10月13日) | 
              
                | 2020年のオリンピック開催都市候補に広島と長崎が共同で名乗りをあげるそうです。 「唯一原爆を落とされた都市に平和の式典を」と言うのは結構なことなのですが、
 発表のタイミングが最悪です。なぜ今、名乗りをあげるのでしょうか??
 東京が2016年のオリンピック開催都市に落選して日が浅く、
 オバマ米大統領がノーベル平和賞を受賞した直後と言うのは、
 あからさまに便乗効果を狙ったとしか思えません。
 「ヘイワ」と言う言葉に騙されそうになるのですが、
 その裏の黒い意図が見え隠れしてしまい、
 広島や長崎は「平和」について真剣に考えていないことがよく分かります。
 言い換えれば、広島や長崎でさえも「平和ボケ」しているのです。
 本当に平和について真剣に考えているのなら、
 人々がオリンピック開催に注目していない時に謹んで立候補するべきです。
 
 右派の人間は「核抑止力のために日本にも核兵器を」と盛んに言っているのですが、
 「核兵器を持って何になるのですか?」と言いたくなります。
 実際、核兵器を朝鮮半島や中国に発射したら、
 至近距離にある日本にも尋常でない被害が及ぶので、
 核兵器を持っても撃つ事は出来ません。
 抑止力と言うのなら核でない近・中距離ミサイルを増備した方がマシです。
 と言う前に、「日本は核を持たないと強気に出られない。」と言うことが国際的に分かってしまい、
 かえって日本の脆弱さを露呈してしまうことになります。
 対北朝鮮対策はとにかく「相手に外交カードを持たせない」と言うことが一番有効です。
 拉致問題は本来、拉致被害者家族自ら北朝鮮に行って交渉しなければならないことであって、
 政府が拉致問題に取り組むのは筋違いなのです。
 ・・・と言うより、取り組んではいけないことなのです。
 (これは当時の日本赤軍や北朝鮮スパイに絡むことなのですが。)
 しかし、日本は義理人情と言うのがあるので、
 政府自ら代理者となって北朝鮮と交渉しているのです。
 拉致被害者家族は政府に感謝しなければならないのに、
 「政府は拉致問題に取り組んで当たり前」と言う態度がどうしても目立ってしまいます。
 (勿論、拉致被害者家族全員が横柄なわけではないのですが。)
 拉致被害者は必ずしも「拉致被害」と言う訳ではなく、
 北朝鮮の対日本の外交カード確保のため、
 自ら進んで北朝鮮に行った者もいるので、一様に「拉致被害者」とするのは間違いなのです。
 今現代の感覚から見ると、「自ら進んで北朝鮮に・・・」と言うのは信じられないのですが、
 昭和40年〜50年代は日本赤軍と言う、
 北朝鮮に通じたテログループがテロを起こしていた時代なので、
 そういうことを考える人間も多数いたわけです。
 拉致問題は北朝鮮との外交の足枷になっているので、
 政府が拉致被害者家族に対して明確な態度を打ち出す必要があると思います。
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                | また謎の死が・・・。(2009年10月04日) | 
              
                | 元議員で元財務大臣だった中川昭一氏が突然お亡くなりになってしまいました。 電車の液晶案内で「中川氏死去」のニュースを見たとき、
 さすがの私も驚きました。
 中央銀行総裁会議後会見のあのろれつのまわらない状態は、
 酒でなく、本当に体調不良と言うことに
 一応しておかなければいけないかもしれないような気がするらしいと推定されます。
 
 クレヨンしんちゃん作者の臼井さんも中川元財務大臣も、
 色々なしがらみで「グレーゾーン自殺」と言う、
 事故死や病死のような「自殺」になってしまいました。
 ただ、臼井さんと中川元財務大臣には決定的に異なる点があります。
 それは、
 臼井さんの場合は宗教上の理由で自殺に見せないように自身で事故を装ったのに対し、
 中川元財務大臣の場合は「臭いものに蓋をしろ」とばかりに
 まわり(自民党)が自殺を隠蔽している可能性が高いと言うことです。
 それは、麻生前内閣の転落要因になった、
 中央銀行総裁会議後会見の失点を「チャラ」にして(あれは酒でなく病気だったことにして)、
 国民支持を取り戻そうとする黒い陰謀を自民党が考えないとも限らないからです。
 
 まあ、何れにしてもグレーゾーン自殺はあやふやなまま片付けられてしまうのだと思います。
 二人の死はまさに犬死になのです。
 臼井さんも中川元財務大臣もそれで良かったのか私には分かりません。
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                | 祝!東京落選!!(2009年10月03日) | 
              
                | 東京の2016年オリンピック開催は駄目でしたね。 まあ、最初から落選すると思っていましたが。
 大体、一部の人以外「オリンピックを東京でやって欲しい」
 なんて少しも思っていないと思います。
 高度経済成長期じゃあるまいし、オリンピックをやったって大して景気対策にもならないし、
 開催に無駄な税金がかかるだけで何もメリットがありません。
 石原慎太郎都知事は考えが時代錯誤で古すぎるのです。
 とっくに亡くなった弟の知名度にすがりついているだけの骨董品は即辞任するべきです。
 オリンピックが本当に開催するのにふさわしい国は国民も誘致に前向きになっています。
 しらけムードの日本で開催させようと考えること自体おかしいことなのです。
 
 追伸・私は石原慎太郎都知事が大嫌いなのですが、
 息子の石原良純氏は好きなタレントだったりします。
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