通勤非電化路線・関東鉄道4

11、小絹(こきぬ)Kokinu


相対式2線の駅です。駅だけはローカルムードが漂っていますが、
あくまでも「駅だけ」で、駅周辺はニュータウンになっています。


小絹から次の水海道までは距離があります。
線形が良くなるため、最高時速の時速90KMを出し、快走します。


田園風景が見られるようになります。


この先で国道294号線のバイパスをくぐります。

12、南水海道信号場(みなみみつかいどう)Minami-Mitsukaido


隣に関東鉄道常総線の車庫がある信号場です。
常総線の車庫はかつて水海道駅構内にあったのですが、
車両増で手狭になったので、ここに移転となりました。
常総線の車庫はローカル線ながら結構規模が大きいです。
日中は殆ど新型気動車で運転されているので、
車庫に留置されているのは、平日ラッシュ時に使われる旧型気動車ばかりです。
かつて南水海道信号場は全列車乗務員の交代などのため停車していましたが、
これでは時間のロスになるので、停車しなくなりました。
これにより2〜3分スピードアップしました。


南水海道信号場を抜けます。


2300形気動車とすれ違います。
関東鉄道は現在、全線でワンマン運転されています。


家が建て込んでくると水海道に到着します。

13、水海道(みつかいどう)Mitsukaido


2面3線と側線がある快速停車駅です。ここまでが複線区間になっています。
下館方面に行く場合は、大抵ここで乗換えとなります。
今でこそ水海道乗換えの列車の行き先表示は、「水海道のりかえ下館行き」になっていますが、
かつては単に「下館」になっていて、非常に紛らわしかったです。
水海道駅の南側にはかつて関東鉄道の車庫がありました。
水海道はどちらかと言うと旧市街地にあるため、
今までの新興住宅地の中の駅と言う感じがしません。


水海道駅の側線にレール運搬用のミニ運搬台車が・・・。


2200形気動車です。水海道以北はこの車両が主力です。
2100形気動車・2300形気動車と同じ3ドアですが、
真ん中だけが両開きドアで後の2ドアは片開きになっています。
編成も2両編成でなく、単行になっています。
ドア付近には整理券発行機、運転席横には電光運賃表や運賃箱があり、
完全ローカルワンマン列車仕様になっています。


車内はロングシートになっています。
そのため雰囲気は通勤列車と変わりません。


運転席は2100形気動車と似ています。

通勤非電化路線・関東鉄道5

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