ロングローカル線・秩父鉄道7

26、親鼻(おやはな)Oyahana


皆野の市街地のはずれにある駅で、2面3線の駅です。
上下線ホームは互い違いになっています。
上下線ホームの間には構内踏み切りがあるのですが、
これはなんと一般の道路兼用で、
電車に乗らない一般歩行者もこの踏切を渡っています。
駅舎のデザインは結構モダンです。


親鼻駅を出ると国道140号線をくぐります。


そして今度は連続左カーブです。
それでも電車は時速70KMを出します。


更にカーブは続きます。


荒川を渡ります。三峰口駅から熊谷駅まで荒川沿いを走るのですが、
荒川を渡るのはここが唯一だったりします。
渓谷の上にある橋なので背が高く、眺望もすばらしいです。
SLの有名撮影地になっています。

25、上長瀞(かみながとろ)Kami-Nagatoro


2面3線の駅です。
羽生駅方面の電車は一番カーブ外側のホームにとまるのですが、
車端部はホームと電車の間が広く開くので、
4ドア中、中間の2ドアだけしか開きません。
本当は中線にとまればいいのですが、
ワンマン運転の場合視通が悪くなるのでそうしていません。
東武車乗り入れ時代は、カーブ外側のホームに上長瀞駅までの乗り入れ東武車が、
運用間合いの留置に使われていました。
東武車の秩父鉄道乗り入れ車は、
東武鉄道の運転士や車掌が秩父鉄道線内も乗務していて、
運用間合いの時間つぶしに苦労したと言うエピソードがあります。
今の西武鉄道乗り入れ車の秩父鉄道線内の運転は、
秩父鉄道の運転士や車掌が行っています。


上長瀞駅の駅舎は横に長い駅舎です。利用客の割りに立派な駅舎です。
長瀞ライン下りののりばである親鼻橋は徒歩10分ほどです。
(なお、この駅の「瀞」の字は「瀞」でなく、「」です。
変換しても字がでないので「瀞」にしています。)


上長瀞駅を出ます。桜並木沿いを走ります。


そして、長瀞駅に到着します。

24、長瀞(ながとろ)Nagatoro


埼玉県の代表的観光地、「長瀞」の中心駅です。
急行「秩父路」停車駅になっています。
休日は写真でも分かるように観光客の利用がかなり多い駅です。
駅は標準の2面3線(1線SL専用)で、
駅舎は古いながらデザインのすばらしいものです。
駅東側は「地球の窓」と評される岩畳や長瀞ライン下り、
西側は宝登山(ほどさん)と宝登山神社があります。
長瀞は今でこそ有名ですが、
秩父鉄道開通時はたいして有名でもなく、駅名も「宝登山駅」でした。
それが少しずつ有名になり、
十数年前の旅番組ブームで一気に名前が売れた経緯があります。
(長瀞駅の「瀞」の字の表記も「」です。)

なお、西武鉄道の乗り入れ区間は長瀞駅までです。
一時期は寄居駅まで行っていましたが、
西武系のホテルの閉鎖などの関係で平成19年3月に短縮されました。
西武鉄道の乗り入れは平成元年から行っているのですが、
乗り入れ形態はダイヤ改正ごとに変化しています。
一時期西武の乗り入れ4000系電車を、
間合いで秩父鉄道の普通電車に使っていた時期もありましたが、
秩父鉄道のワンマン運転化でそれはなくなりました。
西武の4000系電車は西武線上ではワンマン運転可能ですが、
秩父鉄道のワンマン運転向きではないので、車掌が乗務しています。
一方、東武東上線の電車も一時期秩父鉄道の上長瀞駅・三峰口駅に乗り入れていたのですが、
これは中止になってしまいました。
西武線からの直通で東上線からの直通メリットが減ったことと、
東武池袋駅まで運転する場合は途中駅で増解結が必要なこと、
ロングシートの通勤電車で評判が良くなかったことがあげられます。
西武鉄道からの乗り入れ電車は秩父鉄道線内各駅停車ですが、
東上線からの乗り入れ電車は快速運転を行っていました。


長瀞駅を出るとカーブになります。


そして、直線になります。
結構秩父鉄道は線形が良いです。


まもなく野上駅です。

ロングローカル線・秩父鉄道8

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