送電ファンの聖地?入間市1
普通、送電線サイトや送電線ブログを作る場合、
先ずは地元の送電線の取材を行なうと思います。
ここで、このサイトの常連サポーターさまは「あれっ?」と思うはずです。
そうです。「川柳五七の電線のページ」を開設して5年が経過する現在まで、
私は地元の送電線の取材を行なわなかったのです。
なぜかと言うと、私の住んでいる入間市は各送電ファンの格好の取材場化してしまい、
私が今更特集しても内容がダブってしまうからです。
送電鉄塔の主要サイトで入間市内の送電線が載っていないサイトはありません。
なんで入間市ばかりに注目が行くのかと言うと色々な理由があると思います。
1、送電ファンが西多摩地区、埼玉西南部に多い。
小説・「鉄塔武蔵野線」の舞台になった関係で、
送電ファンは西多摩地区や埼玉西南部に集中しています。
埼玉西南部にある入間市は送電ファン達が行きやすい場所なのです。
2、入間市は送電線追跡がしやすい。
豊岡線など広い茶畑の中を優雅に通っている送電線があるため、
広範囲が見渡せ、追跡しやすくなっています。
3、送電ファンの重鎮、荒畑氏がサイト内に「黒部幹線追跡」と言う大特集を組み、
その中に豊岡線・豊昭線などのレポートがあったため。
結構、荒畑氏のサイトを見て行っている方が多いようです。
4、比較的送電線経路が単純で分かりやすい。分析しやすい。
そんなわけで、私は泣く泣く地元の送電線特集を組まなかったのですが、
各サイトバラバラで特集しているため、情報が煩雑化してきています。
ですので、今回は入間市に焦点を絞り、送電線詳細レポートを述べたいと思います。
先ずは入間市の送電線経路略図です。

これを見て「1路線も知らない」と言う方は、
送電ファン入門者か、
「送電サイトはたわたわのぺーじしか見ない!!」と言う奇特な方です。
主要送電ファンサイトを見ると必ずどれかはぶちあたります。
特に有名なのは「豊昭線」「狭山線」「水野線」と、
現在「飯能線」となっていますが、旧名称の「飯能連絡線」です。
ためしにこれらをサーチエンジンで検索をかけてみると実感できると思います。
変電所は東京電力が4ヶ所、西武鉄道が2ヶ所あります。
(なお、青梅変電所はギリギリ東京都青梅市内にあります。)

先ず最初は入間変電所から見てみます。
この変電所は南狭山変電所から延びている水野線の終点にあります。
入間市中心部の電気と、
大声では言えませんが航空自衛隊入間基地の電気も担っています。
かつてはこの変電所から入間基地まで1回線のすずらん柱の送電線が延びていたのですが、
整地の関係で廃線となってしまい、見られなくなってしまいました。
(写真撮っておけばよかった!!)

水野線51号鉄塔から引き下げています。
変圧器など主要なものは建物内にあります。

水野線51号鉄塔です。
片側だけドラキュラ型になっています。

水野線を南狭山変電所方向に向かって行きます。
小谷田線の分岐地点を中心に路線はC字型になっています。

水野線46号鉄塔で小谷田線を分岐します。
各回線を上下に配する特に特徴もない分岐鉄塔です。

小谷田線は後回しにして先に水野線を追跡します。

途中、ドラキュラ型鉄塔で、下に2回線の送電線を引き下げます。

引き下げたところは西武池袋線の線路横です。
水野線はこの先、狭山市内に入ります。

引き下げ線側は、
西武藤沢線と名付けられています。

西武藤沢線はそのまま地下を通り、
100〜200メートル先の西武藤沢変電所に繋がっています。
西武藤沢変電所は西武池袋線の付帯用電気を担っていて、
西武豊岡変電所へのCVTケーブル送電線を分岐しています。

西武豊岡変電所です。
入間市駅の稲荷山公園駅側にあります。
狭山市の境ギリギリの地点にあります。
西武豊岡変電所は西武池袋線の直流き電線用の電気を担っています。
西武藤沢変電所からの線が1回線、
西武所沢変電所からの線が1回線ここまで延びています。
何れもかつては架空送電線だったのですが、
今は架空CVTケーブル送電線になっています。
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