切絵
作詞・作曲/川柳五七
歌/IA(Lia)&メグッポイド(中島 愛)
著作権は川柳五七にあります。無断転載できません。
〜歌詞〜
ただ置かれている紙片に夢をそのまま置いてみる
まとまり見えずぐちゃぐちゃして散らばる
無数にある分岐 選ぶこと出来ない
それでも今やらないと決意を持ち
か細い線外れ綺麗に切れない
苛立つその刃先力入る
紙はらはらと下に落ち積もるその諦め
止めることを考えてもただその手は止まらず
時は刻々過ぎてゆく無駄と思いつつも
続けることただそれだけその思いに意味ない
ただ鋭利な線見つめて影を感じて落ち込んで
この先これを切り続けて悲しい
机にあるこの絵 もう二度と出来ない
一度だけの作品に愛着を持つ
刃先滑り指に小さい傷つく
鮮血その紙を赤く染める
紙サクサクと切り裂いて見えるその片鱗
浮かぶそれを眺めているこの無心な心で
少し心が軽くなるたわいない事でも
作ることの素晴らしさを僅かだけど感じる
幼き頃に描いた絵は描いた理由忘れ
無邪気さだけ語りかけ続ける
時重ねた今も変化はせず
夢中になり絵を思うまま描く
壁取り付けたこの切り絵拙いと思うが
満足して行けるならばそれはそれで楽しい
この机には切り屑が彩られ散らばる
窓から風吹き込まれてひらひら舞う紙の葉
この先褪せても
夢鮮やかに
月鏡歌歌館5へ戻る
川柳五七の月鏡音音草子トップへ
たわたわのぺーじトップへ

|