陛下のお気持ちは考慮しない??(2009年12月17日) |
習中国副主席が特例で天皇陛下と会見しました。
世論では羽毛田宮内庁長官の「天皇陛下の政治利用にあたる。」と言う意見に同調し、
小沢幹事長の批判の声が大きいのですが、
私はどっちもおかしいと思います。
小沢氏の中国・朝鮮偏重の外交政策には大いに疑問を投げかけざるを得ないし、
このまま小沢氏に流されてしまうと日本は危険なことになります。
読売新聞の社説に外国人に参政権を与えると、
中国・朝鮮に日本の政治が持っていかれるという懸念が書かれていました。
この社説を書いた記者はネットに繁茂する、
「ネット右翼」とやらの意見をそのまま鵜呑みにしたのかもしれません。
外国人は中国・朝鮮人ばかりでなく、欧米諸国の方がいますし、
絶対数で在日外国人より日本人の方が多いので、
「日本人の投票率さえ上げれば」一部の国に政治が持っていかれることはありません。
しかし、今の小沢氏の個人的な意向で外国人参政権を容認すると、
そういう疑念を抱いてしまうのは間違いありません。
メディアは右側でも左側でももっと強く小沢氏の偏重外交を非難するべきです。
そして、羽毛田宮内庁長官ですが、この人はとっくに辞めていないとおかしい人です。
皇太子妃の病気の原因もそうですし、
宮内庁長官なのに天皇陛下に対する配慮が見受けられなく、自己中心的な所があります。
彼の言う「天皇の政治利用」と言うのは彼が勝手に憲法解釈をしているだけで、
本当にそれに該当するのか、
そして、勝手に「1ヶ月ルール」を設けて事務的に拒否するのが妥当なのか
吟味する必要があります。
小沢氏にしろ羽毛田氏にしろ、
天皇陛下のお気持ちを度外視して勝手なことを主張すると言うのは、
陛下を愚弄しているとしか思えません。 |
雑記(2009年12月12日) |
それにしても普天間基地移設問題はどうなるのでしょうかね?
民主党はそんなに社民党を連立で繋ぎとめたいのでしょうか?
国民新党に関しても郵政見直しさえ済めばどうでも良い政党なので、
そこまで少数政党に配慮する必要はないと思います。
民主党は「意見が合わないならどうぞ連立を離脱してください。」
ぐらいの強気に出ないと駄目です。
このままずるずる行くと今度の参議院選の勝敗に響くと思うので、
早期決着した方が良いと思います。
ただ、小泉元首相みたいにアメ公にヘコヘコする必要性は全くないので、
米国が何と言おうが、日本側の意見を強く押し通すべきです。
(オバマ大統領の支持率は下がっているし、米国は斜陽国だし・・・。)
その一方で、小沢幹事長を中心にした大訪中団は一体何なのでしょうか?
もちろん日中友好は大切なのですが、小沢氏の真の目的はそうではないのは明らかです。
しかし、専門家もメディアもそのことをズバっと言わないのは、
小沢氏を取り巻く大きな力があるのかもしれません。
ただ、我々ネットをやる者は小沢氏に関するあらゆる情報を取り出せるので、
小沢氏の腹黒い裏が見えてしまい、どうしてもうんざりしてしまいます。 |
デフレ・不況・円高・・・。(2009年11月29日) |
与党が行なった「事業仕分け」とやらが終わりました。
「事業仕分けをする。」と言う試みは良い事なのですが、
3兆円(予定)程度削減しても、国債の大量発行は避けられず、
(概算要求通り95兆円を配分した場合、
50兆円以上国債を発行しなければ間に合いません。)
あまり意味が無いような気がします。
大体、細かく仕分けするのがおかしい訳で、本来は「国に金が無いから」と、
手持ちの税収だけで機械的に各省庁に割り当てるべきだと思います。
そうすれば各省庁も無駄を省く努力をすると思います。
各省庁や専門家、研究家、受益者に危機感が全くなく、
のらりくらりと予算削減に反対している状態が日本を破滅・破綻させているのです。
それと、いつも私が「何故やらない?」と思っている事なのですが、
国は日銀に札(日本銀行券)を緊急発行させて、
それを国債返済に割り当て、国債の期中償還を早急に行なうべきです。
これが出来るのはデフレーションかつ円高の今しかありません。
(インフレーションの時にやると余計インフレが進んでしまうため。)
モタモタしていると国債の発行額だけが増えていき、
本来負担する必要の無い国民が負担を強いられてしまう可能性があります。
(どうにもならなくなり、棄損令「俗に言う借金帳消し令」など出されたらたまりません!!)
おそらく、日銀の増札で期中償還をすると金融市場が混乱する可能性があるのと、
円の価値が大幅に落ちて円安にぶれるため、
各国の反発が予想される事など色々懸念材料があるためだと思うのですが、
とにかく現在はデフレで不況で円高なので、政府や日銀は逃げ腰にならず、
強引かつ大胆な政策を行なうべきだと思います。 |
もう少しご配慮出来なかったのでしょうか?(2009年11月14日) |
天皇陛下の即位20年式典で音楽グループのEXILEが歌や踊りを披露したのですが、
何であんな長い曲を披露したのでしょうか?
EXILEは陛下の即位20年式典を、
自分のライヴと勘違いしているのではないのかと思ってしまいます。
天皇皇后両陛下にお聴かせする曲なので、
作詞の秋元康氏、作曲の岩代太郎氏も「良い曲を」と意気込んだのだと思いますが、
あまりに配慮が足りません。
天皇皇后両陛下はお寒い中、特に興味も無く、
抑揚のない曲を10分以上延々とお聴きにならなければならない
と言うことを考えなかったのでしょうか?
曲は必ずしも「長ければ良い」と言う訳ではありません。
作詞・作曲両氏は短くても素晴らしい曲を作ることが出来る才能がありながら、
何故その才能を使わなかったのでしょうか?
バックアップのメディアやEXILEの事務所の要請なのでしょうか?
音楽は自身の音楽観を貫き通すのとは別に、聴き手の配慮も大切です。
今回、EXILEの事務所などには少なからず苦情が来ていると思いますが、
EXILE及びその事務所、秋元氏、岩代氏、
バックアップメディアはもう一度音楽を見つめなおした方が良いと思います。 |
雑記(2009年11月11日) |
やっと英国人女性殺害事件の犯人、市橋容疑者が逮捕されました。
この事件は迷宮入りしてしまうのではないかと危惧していたのですが、
急展開により逮捕に至ったので、とりあえずほっとしています。
この事件は日本人の異常さと日本の警察の失態をイギリスに対して晒してしまったので、
日本人として非常に情けなく感じていました。
被害者家族は表立って言わないのですが、
心の中では日本や日本人に対して強い疑念を抱いたと思います。
市橋容疑者は残酷非道な殺人を行なった殺人者と言うだけでなく、
日本の恥さらしと言う最悪な男なので、厳しい刑が下るよう祈っています。
女子大生バラバラ殺人や女性近隣者の不審死事件など最近殺伐とした事件が多いです。
何れにしても犯人は「自分以外の人間は欲求を満たす道具でしかない」
と言う感覚なのだと思います。
だから、一生懸命生きている人を次々に殺したり、
遺体を平気でバラバラに切断出来るのだと思います。
昨今、男性は歪んだ性欲、女性は歪んだ金銭欲で残虐な犯罪を行なう傾向が強いです。
惨めな欲に身を任せ同種同士の殺害を行なう人間と言う動物が、
生物上、果たしてどの地位にいるのか深く考えるべきだと思います。 |
雑記(2009年11月1日) |
元落語家の三遊亭円楽氏がお亡くなりになりました。
前から体調が悪いと言う話を聞いていたので、近々こうなるとは思っておりましたが、
あの温厚な馬面が見られなくなると思うと非常に残念です。
せめて愛弟子で後継者の楽太郎氏が「円楽」を襲名するまで頑張って欲しかったです。
円楽氏は芸に厳しい考えを持ちながらも、
決して弟子に自分の芸風を叩き込むと言うことはしなかったようで、
楽太郎氏が真打になってからは、
「自分の道は自分で切り開け」とばかりに彼の才能と努力に託したところがあります。
実際、楽太郎氏が円楽氏の期待に応え、自ら師匠とは異なる新しい芸風を確立した時、
円楽氏は相当喜んだと思います。
それだけに円楽氏も楽太郎氏も無念だったと思います。
TBS系ニュース番組の「みのもんたの朝ズバッ!」で重大な倫理違反勧告がありました。
これは「子供がわたがしの割り箸で頭蓋骨を貫通し亡くなった」と言う事故で、
遺族が医師に対して民事裁判を起こし、それが東京地裁によって棄却された件で、
みの氏やコメンテーターが医師に対して名誉毀損にあたるコメントをしたからです。
確かに遺族側の立場から見ると「理不尽」なのですが、
だからと言って、「遺族は善、医師は悪」と言う白黒はっきりさせて報道するのは、
非常に問題があり、公平性に欠けます。
何でも白黒はっきりさせて勧善懲悪を演出する報道スタイルは、
TBSが「噂の東京マガジン」と言う番組で確立した手法で、
次第に他のTV局にも浸透し、今の報道スタイルの主流になっています。
この報道スタイルは視聴者(国民)に問題意識が生まれると言う点でメリットがあるのですが、
その反面、TV局の思想・主義・主張に視聴者が誘導されてしまうと言うデメリットもあります。
若い世代は情報源が多様化しているため、
あまりTV局の思想に流されないのですが、
団塊の世代以上の人は情報源がテレビや新聞しかないので、
非常にメディアに流されやすいです。
私の両親も流されてしまう事が多々あり、
「これはテレビ局の誤報だ。」と私が説明しても納得しないことが多いです。
TV局はそろそろ報道スタイルの見直しをした方が良いのですが、
おそらく何も改善しないと思います。
TBSにとっては「高ギャラのみの氏の降番の理由が出来た」
程度にしか考えていないと思います。
視聴者が逆にTV局の膿を出すべき時なのかもしれません。 |