
月鏡徒然草・25年01月
県議の死去と無責任に誹謗中傷する勘違い正義(2025年01月25日) |
本題に入る前に、元アイドル、元タレントで現在、一般人の中居正広氏の件ですが、
女性問題で結局引退をすることになりました。
マスコミもネット内も「逃げた」という意見もありますが、
私はそれならそれで良いと思っています。
ただ、中居氏に一言言いたいのなら、
「先々復活を考えているのなら、今の時代はそれはない。」と、
言うことです。
また、堀江貴文元受刑者が言っているような、
「テレビが駄目なら、ユーチューブやネットフリックスで。」
なんて舐めた考えを持っているのなら、それも捨てた方が良いです。
この件に関しては中居氏もフジテレビも初動対応が悪すぎです。
双方とも初動でしっかり記者会見を開き、
中居氏は活動自粛、
フジテレビは早期原因究明と改善、中居氏の番組中止を行っていれば、
中居氏は引退することも無かったし、
フジテレビはACジャパンのCMだらけになることは無かったと思います。
なお、言っておきますが、ACジャパンは役所ではありません。
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の時、
ACジャパンのCMだらけになったのですが、
ACジャパンに抗議した無知な人間が沢山いたようです。
今回もACジャパン側に、
「税金でフジテレビを救うのか?」
と言う馬鹿な抗議をする人間(大抵中高年男性)がいると思いますが、
それは間違いですので、お止めください。
〜〜〜〜〜
ここから本題になります。
先日、元兵庫県議の竹内英明氏がお亡くなりになりました。
死因については不明(不審死)としていますが、
新聞やニュースなどの報道記事の末尾に悩みに関する相談先が載っている場合、
遺書が無いとか家族に危害が加えられないよう配慮したとか、
色々な理由で、
「自殺と報道できないが、そういうことです。」と、
いうことなのです。
竹内氏は生前、斎藤元彦知事のことに関して、
ネット内で誹謗中傷を受けていたようです。
人は色々な考えがあり、言論の自由もあるので、
斎藤氏を擁護して、
竹内氏を批判したことに関して、
別に私はどうも言いません。
しかし、自身の意見を通すために、竹内氏に誹謗中傷した人間は、
どういう気持ちなのでしょうか?
人は他人(特に上位の人間)を非難、批判すると、
ドーパミンが分泌されて気持ちの良い気分になります。
つまり、竹内氏に誹謗中傷した人間は、
自分の快楽しか考えていない無責任な人間なのです。
だから、相手の気持ちも何にも考えずに、
誹謗中傷行為が出来るのです。
それと、SNSの発達により、
勘違いした正義感を持った人間が増えつつあります。
多くの心理カウンセラーや臨床心理士も心配をしている中で特に増えているのが、
「正義なら、悪(と見做した相手)に対して何をして良い。」と、
考える人間です。
分かりやすい例で言っていた臨床心理士がいたので、
その例を引用しますと、
「正義のヒーローが悪を退治する際、
暴力でボコボコにして、最後には殺してしまう」行為です。
いくら正義のヒーローでも「殺し」をおこなってしまったら、
悪(犯罪者)なのです。
しかし、何故かそれを勧善懲悪として、
なんら問題の無いように感じてしまう現象がネット内で起こっているのです。
昭和からの世代は「勧善懲悪はあり得ない」と認識していたから、
悪を成敗するヒーローものや、
時代劇を架空の作品として夢中になってみていたのですが、
今の時代は、勧善懲悪のドラマや番組が少なくなってしまったため、
自らネット内で実践してしまう人が増えてしまいました。
しかし、どんな正義でも犯罪を犯してしまったら、犯罪なのです。
斎藤氏の件に関しては私は一貫して、
「誰も彼も命を軽視している。」と申し上げています。
ネット内にいることで、人間としての心が歪み、
人の命も何とも思わない人間が増えてきたような気がします。
結局、竹内氏に誹謗中傷した人間達は、
一目散にSNSを閉じて逃げたか、
何知らぬ顔で、中居氏やフジテレビ問題を取り上げているのだと思います。
そういう人間を無責任な「卑怯者」というのです。
そういったものがしたり顔で「正義を語るな」と言いたいです。
今回の竹内氏の死去の後、
立花孝志執行猶予犯罪者が、「竹内氏の逮捕が近い」という、
嘘の情報を流しました。
警察側がそのことを否定すると、
立花氏は「記憶違い」と言って釈明をしていましたが、
はっきり言って、記憶が違う訳ありません。
立花氏は竹内氏を陥れる為に悪意を持って嘘をついたのは明白です。
立花氏もはっきり、「竹内氏に悪い印象を与えるために嘘を言いました。」と、
素直に言うべきでした。
ただ、竹内元県議への誹謗中傷で一番悪いのは立花氏ではなく、
立花氏の話を信じて誹謗中傷した人です。
誹謗中傷については何れこの日記で書きたいと思いますが、
批判、意見と誹謗中傷は違います。
ただ、この線引きがあいまいなため、
混同している人も沢山います。
秋篠宮家や宮内庁でさえも勘違いしている位なので、
政府や官庁がはっきりした基準を示すべきだと思います。
また、元宮崎県知事で評論家でタレントの、
東国原(ひがしこくばる)英夫(そのまんま東)氏も、
立花氏の話を信じて誤情報をSNSで流しましたが、
あまりにも情報を精査せず、短絡的に流しているかが分かります。
確かに情報先が少なく、精査出来るのが困難なものもありますが、
情報源の正確性を見極めるのに、
立花氏の話がどれだけ信頼性の無い事か、
ある程度ネットをやっている者なら分かって当然です。
東国原氏は自身が有名人(インフルエンサー)だという責任を持つべきです。
ただ、私が若干ほっとしたのは、
東国原氏に批判が出ていることです。
これが、「立花氏は正しい。東国原氏が可哀想。」とか言う意見ばかりだったら、
もう、はっきり言って日本はおしまいだし、
亡くなられた竹内元県議も浮かばれないと思います。
ネット社会で許される嘘と、犯罪にも繋がるついてはいけない嘘(2025年01月19日) |
頂き女子りりちゃんこと渡辺真衣被告(26)による、
男性の好意につけ込んだ詐欺事件で、
懲役8年6ヶ月、罰金800万円の実刑判決が確定しました。
これで、渡辺被告は刑務所に収監されるわけですが、
8年6ヶ月後でも30代前半とまだまだ若いので、
やり直しはきくと思います。
刑務所生活で更生して、今後は全うに生きて欲しいと思います。
・・・で、今回はそれに絡んで「ネット上の嘘」について述べます。
「嘘」はすべて悪いものでは無く、
時にはした方が良い嘘もあります。
ネットで情報を発信し続ける上で、
嘘をつかざるを得ない場合が多々あり、
やむを得ず嘘をつくこともあります。
勿論、私もこのサイトを22年以上続けているので、
嘘をついたことは多々あります。
しかし、この嘘の線引きを間違ってしまうと、
ついてはいけない嘘を言ってしまい、
後々取り返しの付かないことになってしまいます。
特にネット社会は一見、秘匿性、匿名性、秘密性があるため、
「これくらいの嘘をついても大丈夫だろう。」と軽く考えてしまう人が多く、
トラブルが絶えず起こっています。
なので、嘘を言うときは、これが良い嘘なのか悪い嘘なのか、
よくよく熟慮する必要があります。
先ず、ついて良い嘘もしくは、やむを得ずついても良い嘘は以下の通りです。
(ただし、これらも相手側に配慮する必要があります。)
1,視聴者、閲覧者の要望を断ったり、意見が対立しそうになった場合、
相手側の心に傷を付けないように嘘を言うこと。
2,自身でやると宣言したことが体調不良、多忙、災害、社会情勢の変化、
ネット社会の変化、法律の改正などで実現できず、
結果として嘘になってしまうこと。
(クラウドファンディングで金銭を集めている人は返金必須。)
3,視聴者、閲覧者、もしくは他の配信者、自身を危険から守るために、
牽制的につく嘘。
4,視聴者、閲覧者を楽しませるために、
あからさまに嘘と分かる嘘(ギャグ)を言うこと。
5,もともとフィクションを宣言している上での嘘。
6,Vチューバーなど中の人とキャラクター設定が各々独立している場合の、
キャラクター設定やキャラクターエピソード。
絶対についてはいけない嘘は以下の通りです。
1,配信者や身内の学歴、職歴や職業、思想信条、支持政党、国籍、性別、出身地、
取得資格、新興宗教、支持有名人(推し)に関する嘘。
(Vチューバーなどのキャラクター設定は例外です。)
2,金銭や物品等を得るために実際には無い好意を装うこと。
3,同情をあつめて承認欲求充足や金銭収集をするため、
自身、もしくは身内の実際には起こってない不幸(病気や災害、働き先の倒産など)
を言うこと。または、不幸の演出。
4,意見が対立する相手を陥れるためにつく嘘。
5,自分のプロパガンダを通すために、
その思想と合致していない事実をあえて話すこと。
6,なりすまし。
7,人の生死にまつわる嘘。
(7,は憶測も駄目です。→「●●は××に殺されたなど。」)
8,特定の国を上げて日本国を陥れるような嘘。
9,承認欲求を満たすために、実際起こってない事を言う嘘。
(「俺は有名タレントの▼▼さんとLINE交換している」など。)
10,資産や投資に関する嘘。
(儲かっていないのに儲けたと言うこと。または、その逆。
暗号資産に「リスクは無い」と言い切ること。)
11、特定の個人の名誉を毀損したり、人格を否定したり、
特定の企業の業務妨害をする目的の嘘。
(レビューや返信等で事実に基づかない悪口を書く等、
選挙などで相手候補者を落とすための嘘等。)
12、その他過去についた嘘を正当化するために更につく嘘。
13,手に入れた情報の正確性を検証しないまま、SNSなどで流布すること。
14,自作自演。
15,閲覧者を増やして広告収入を増やすために、
事実に基づかないフェイクニュースを流すこと。
16,被災地に関する嘘情報。パンデミックに関する嘘情報。
17,ブーム(バズり)でも無い事をブーム(バズり)と言うこと。
18,企業から金銭を貰ってPRやコマーシャルする際、
PRやCMであることを表示しないで個人的使用、感想のように装うこと。
19,専門家や資格取得者でも何でも無いのに、
専門家や資格取得者を装い、嘘情報を流すこと。
20、他人の気を引くための嘘のニュースや嘘の時事系話題、
嘘のゴシップを流す。
21,他の配信者などが実際に発言していないことを、発言したとして流すこと。
特にピンク字で書いたことはかなり悪質なので、
やってはいけません。
なお、学歴に関してですが、大抵の人は承認欲求が強いので、
上方向での嘘が大半を占めます。
(高卒を院卒と言う。留学をしていないのに「留学経験がある」と言う等。
昔は探偵を雇わない限り身辺調査はされなかったので、
意外とこういう嘘はまかり通っていました。
そのため、川上伸一郎(ショーンK)氏みたいに、
嘘の経歴が数年間バレずに済んだこともありました。
しかし、今はネット社会なので、こういった嘘はすぐに暴かれてしまいます。
嘘でも本当でも上記1に関する情報は、
最低限に留めておいた方が無難です。
また、逆に下方向で嘘を言う人もいて、
大卒なのに、中学卒業後、苦労して働いて起業をしたという嘘もあります。
これは、「苦労してきた人」と同情を集めて承認欲求を充足させる目的と、
ハウツー本などを売るための戦略に態とこういった嘘をつく場合があります。
一方、不破遙香(フワちゃん)氏のところで書いたのですが、
「逆説(パラドックス)」もネット内では使わない方が良いです。
逆説自体は文章を書くテクニックの一部ではあるのですが、
ネット内においては文面通りに捉えてしまう人が多いので、
誤解されて炎上することがしばしばあります。
何故そうなるのかというと、
ネット内では不特定多数の人間が見ていて、
逆説を理解できない人もいるからです。
なので、どうしても逆説を入れたいのなら、
「これは逆説です」とか「これは皮肉です。」とか注釈を入れた方が良いです。
結構逆説は皆さんやってしまいがちで、
私もうっかり使ってしまうことが多々あります。
本当のことは現実に起こっており、
その真実は一つしか無いので、記憶を失わない限り、
間違いようがないのですが、
嘘の場合、真実を曲げているため、嘘の真実が多数出来てしまいます。
そのため、嘘をつき続けると徐々に綻びがでてしまいます。
そして、それを取り繕うために更に嘘を重ねるため、
収拾が付かなくなり、結局自滅してしまうのです。
また、ネット内の自分とリアル(オフライン)の自分と分けるために、
ネット内の自分はリアルと違う自分を演じてしまう者もいますが、
結局、同じ人間は同じ人間なので、
二人の人物を演じるのは素人では困難です。
配信はリアルと等身大でやった方が遙かに楽です。
そして、不特定多数に嘘を言って金銭を集めることを「詐欺」と言います。
ネット社会ではクラウドファンディングやお布施など、
金銭収集行為の垣根が下がってしまい、
詐欺との区別が出来なくなっている人が多数出てきています。
そのため、気付かずに詐欺行為をしてしまう事例が多々発生しています。
しかし、渡辺被告が懲役8年6ヶ月の判決であるように、
詐欺の罪は決して軽いものではありません。
ネット配信者でお金を収集している者は、
特に嘘を言わないよう気をつけた方が良いと思います。
俳優の吉沢亮氏が酒に酔って隣人宅に不法侵入をすると言うトラブルを起こしました。
吉沢氏は大河ドラマ「青天を衝け」で、
我が埼玉県の英雄・渋沢栄一を演じた故に非常に残念に思います。
アサヒなど、一部酒類メーカーは吉沢氏のCM取りやめなどを行っています。
今回の措置に対し、「厳しすぎる」とか「妥当」とか色々意見はあります。
ただ、最近は闇バイトによる強盗事件が相次ぐ中、
他人の家に不法侵入するのは、
現代社会においては軽いことでは無いと思います。
よく、「酒は飲んでも飲まれるな」と言いますが、
吉沢氏もそこの所を肝に銘じ、大いに反省して欲しいと思います。
・・・で、今回はその酒の話です。
いきなりですが、飲み会、宴会などで、
酒に酔っている人間が自分にとって不快なことを言った場合、
即、その人間から離れた方が良い(縁を切る)です。
人間、酒に酔うと理性で隠していた本心が出てくるからです。
逆に自分より上の立場(上司など)は、態と酔ったフリをして、
部下に探りを入れる場合があります。
なので、会社などの宴席では酔うほど酒を飲んではいけません。
とは言え、昔に比べると会社主催の宴席はかなり減りました。
切っ掛けは新型コロナウイルスの流行ですが、
それ以前から徐々に減り始めていました。
会社のそういった時間に捕らわれるより、
自分に時間を使った方が良いと考える人が増えたからです。
今の方は信じられないかもしれませんが、
私が社会人「間無しの頃」はしょっちゅう飲み会宴会があり、
結構苦痛でした。
今ではパワハラやモラハラになるの可能性があるのですが、
部下はビール瓶を持って上司についで回るのが当たり前になっていました。
今はビール瓶を持って回るのでは無く、
その席のビール瓶で注ぐのが礼儀になっているのですが、
これはコロナ禍頃から一般化したマナーで、
それ以前はビール瓶を持ってついで回らない人間は、
駄目部下扱いされていました。
私がその風潮に不快感を感じたのは、
女性新人社員が男性上司にビールをついで回る光景です。
何故かというと、
女性新人社員が男性上司をもてなしている給仕に見えたからです。
大体上座に座っている男性上司は、
若い女性新人社員にビールをついで貰って上機嫌になり、
場合によっては今で言うセクハラ発言などをしていました。
一方で、調子の良い男性部下はこの機をチャンスにと、
上司におべんちゃらを言って取り入る者もいました。
そして、私が最大に嫌だったのがカラオケです。
日本人はカラオケ好きが多いのですが、
私は歌うのが大っ嫌いです。
「ボカロ曲を作っているあんたが?」とおっしゃられるかと思いますが、
私は極度の音痴です。
(そもそもボーカロイドを始めたのは、
私が音痴で自分で自分の作った曲を歌えないからです。)
宴会では歌いたくなくてもマイクが順番に回されてしまいます。
「いや、音痴だから歌えません。」と断ると、
「付き合い悪い奴」と、上司や先輩たちは明らかに不快な顔をしていました。
何年かすると断る理由を考える知恵が付き、
場合によっては、全員酔っているから気付かないということで、
カラオケの時だけ長々トイレに行ったり、
場合によっては、その時間だけ外に抜けることもありました。
そして、自分が歌う以上に不快だったのは男女デュエットで、
男性上司が女性部下を誘ってデュエットすることも当時は普通にありました。
勿論、中にはノリノリでやる女性部下もいましたが、
中には嫌々やっているのが滲み出ている女性部下もいて、
本当に胸が締め付けられる思いで見ていました。
私は飲み会、宴会ほど、
人間社会の腐った構図が見られるイベントは無いと思っています。
コロナ禍で宴会が減り、
気の合った仲間うちでたまに飲む程度になったのは、
良い傾向だと思っています。
あと、私自身を含めて思うことは、
「酒が強い。」ことは何も自慢にならないということです。
逆に周りが酒で良い気分になっていても、
自分だけ冷静沈着では白けてしまいます。
それよりも何よりも酒で無く、
別のことで自身をアピールした方が良いと思います。
明けましておめでとうございます。
このサイトもおかげさまで23回目の正月を迎えることが出来ました。
今年もウェブサイト・たわたわのぺーじ及び、私、川柳五七、
月鏡音音草子、並びに月鏡徒然草を宜しくお願い申し上げます。
2024年は正月から能登地震など暗い話題が立て続けに起こり、
あまり良い年ではありませんでした。
(辛うじて大谷選手で癒やされた方もいらっしゃるとは思いますが・・・。)
2025年はもっと前向きに楽しくやりたいと思い、
一部、今までの日記のやり方、書き方を変えていきたいと思います。
〜〜〜〜〜
さて、昨年は選挙などでネット社会の問題が浮き彫りになりました。
都知事選のポスター問題、兵庫県知事選挙問題は最たるものだと思います。
そして、何れも立花孝志執行猶予犯罪者が関わっています。
つまり、この者とその仲間がネット社会を巧みに操作し、
世論をミスリードしているのです。
この者たちのやり方は、
SNS上で、「マスコミはミスリードをしている」と主張し、
とある一方的な考えに煽動する傾向があります。
確かに新聞やテレビ、雑誌などのオールドメディアのマスコミも、
間違った情報や偏った考えにミスリードすることもあります。
しかし、SNSはそれ以上にミスリードを促している面があるので危険なのです。
前回の兵庫知事選でも、
「斎藤元彦氏は無罪で、マスコミによって悪いイメージを作り上げられた被害者だ。」
と言う情報がネット上で出回り、
結局、斎藤氏は再選してしまいました。
その後の寝返る県議会議員や行政の長も情けないのですが、
残念ながら今回の再選で、
パワハラが社会的問題になっていることは有耶無耶になってしまい、
政治の弛みを正すチャンスを逸してしまいました。
「過去に斎藤氏と同じ事をして罰せなかった人がいる。」と言って、
「斎藤氏だけ叩かれるのはおかしい。」と主張されるかもしれませんが、
これは過去の悪例で、斎藤氏の件で前例を作らなければ、
永久にパワハラ問題も寄付の要求問題も正当化されてしまいます。
(過去の悪例は出来る限り遡って裁けば良い。)
結局、斎藤氏はその後の公職選挙法で問題となってしまいましたが、
やはりというか何というか、
その時、斎藤氏を応援していたネット民たちはすっと消えてしまいました。
つまり、こういったものたちはネットで発言することに何も責任を持っていないのです。
で、自分が窮地になれば訂正や謝りもせず、逃げてしまうのです。
ネットの意見に流されてしまうのは、
残念ながらネット経験年数が長くても完全に防げません。
私自身、
とあるリサイクル業者社長の言葉を信用して支持してしまったことは誤りであり、
ゆたぼん氏などには大変申し訳なく思っています。
ただ、一つ学んだことは、
劇場型を演出する人間は信用してはいけないということです。
これは、立花氏や小泉純一郎元首相などが挙げられます。
何れも特定の組織に恨みを持った事による復讐のため、
(立花はNHK、小泉は特定局長会)
劇場型を演出し、有権者を誘導したのです。
双方とも、単なる恨みだけで政策の中身などは全く無いので、
結局何年後かには、
有権者が「支持は間違っていた。」と後悔することになるのです。
ヒトラーなど過去の独裁者からこの手法は続いており、
人間社会は全く成長していないことが分かります。
今、ネットに載っている情報で直に支持してはいけないことを以下に挙げます。
(何れ何かしらの被害を被ることになります。)
勿論、色々な意見を聞いた上で以下の意見を支持するのは良いのですが、
ある特定の流れによるご意見番や心理カウンセラー(メンタリスト)、
美容医師、実業家、
時事系ユーチューバーの話だけを鵜呑みにしてはいけません。
●生命&損害保険不要論
●金融機関不要論
●国民民主党の支持と立憲民主党の批判
●自民党=増税というミスリード
●暗号資産のデメリットを言わずにそのまま賞賛や推奨をする
●マスコミの偏向報道を強調し、SNSの優位性をアピールする
●NHKへの一方的な批判や受信料支払い拒絶斡旋
●サブスクリプションサービスの賞賛や推奨
●少子化の推奨、環境問題陰謀論の提唱
●特定の食品添加物の、聞きかじり&科学的根拠の無い健康影響論
●フェミニストの擁護もしくは批判
見ていると、
大体40〜50代の旬を過ぎたインフルエンサーが主張することが多いです。
残念ながら私を含めて日本ではこの世代の人口が一番多いので、
流されやすい傾向があります。
これにより影響を受けた者はこのインフルエンサーに無駄な利益を与えたり、
自身が損することが多いので、
そのまま真に受けてしまうのは大変危険なのです。
つまり、SNSに影響すればするほど、自身が貧しくなっていくのです。
〜〜〜〜〜
もう一つはSNSの質の見直しが必要だと思っています。
IT専門家などは、見直しの方向に向かっていると主張されている方もいますが、
私はそこまでいっていないと思っています。
兎に角いらないのは承認欲求を満たすためだけのSNSです。
(承認欲求自体を批判しているわけでは無く、これは誰でもある。
問題は、行き過ぎたものやそれだけのものなど。)
例として、
●(外国でも国内でも)旅行に行ったことをアピール
●家族自慢
●経歴自慢
●職業自慢
●自身の所有ブランド自慢
●高級料理店や人気店で食べたアピール
●映え写真の投稿
●他人への悪口や攻撃(嘘を交える)や八つ当たり
●自分や身内の不幸アピール(嘘もあり)、被害者アピール
●札束を広げて金持ちアピール
こういうSNSは配信者も閲覧者も不幸にするだけです。
配信者側は人が離れていくだけなのと、
一部の有名人以外は無理して自分を着飾っているので、
金銭の浪費が激しくなり、貧しくなっていきます。
閲覧者はの方は嫉妬したり、
「他人が幸せなのに何で自分は不幸なんだ。」と、
悲観したりします。
そうすると、仕事や子育てに注力できないようになったり、
メンタル面の病が起きたりします。
つまり、このようなSNSを野放しにしておくことは、
少子化、不景気、環境悪化、労働者不足、円安、格差社会、治安の悪化
を助長してしまうのです。
(決して大げさに言っているわけではありません。)
政府としてもこういったSNSを抑制するようにして、
子育ての楽しさ、子育ての悩みなどの共有、
環境問題やリサイクル、リユース、リデュースの取り組みを取り扱ったもの、
(リサイクル業者社長が他人を攻撃したり、
恫喝、恐喝、金銭集めすることは論外)
他人を批判して攻撃するものではなく、
楽しく仲良く前向きに生きていけるようなSNSを推進していくよう、
提言致します。
勿論、今はSNS全盛期ですが、日本人は飽きやすい性格なので、
SNSを続けていても何れ、承認欲求が満たされなくなり、
放置しだすと思います。
勿論最初はミクシィ→ツイッター(X)やインスタグラム→・・・と、
プラットフォーム替えにいくのですが、
何れ、SNSブームの終焉が来るのは間違いありません。
私自身の経験則から1人あたり10年〜15年が大体限界なので、
X、インスタグラム、ユーチューブなどは、
2〜3年前位から徐々に離れていっている状態になり、
一部の在来利用者や新規の者は新興SNSに移転する者も増えています。
このサイトのようにウェブサイトは25年でブームが去って、
新規の個人運営サイトが殆ど作られなくなっていることから、
2030年頃にはSNSも斜陽に向かいだすと思われます。
逆に言うと、
この5年の内に我々はネット社会環境の改善に努めなければなりません。
少なくとも、
●老害化している、
ネット黎明期のインフルエンサー(堀江貴文元受刑者や西村博之氏、立花氏)
などの退場を促す。
●SNS投稿で広告収入を与えることを規制する。
●SNSのお布施、寄付金などの金額規制。
●オンラインゲームでの課金を規制する。オンラインカジノの規制。
●サブスクリプションやポイント制サービスの規制。
●低年齢層のSNS規制。ネット配信の免許制。
は、今から真剣に考えてやらないと、後々ネット犯罪大国、
ネット治安最悪国になるのも時間の問題だと思います。
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