月鏡徒然草・23年05月〜06月

していけない差別としなければならない差別/銃を扱う人間の審査期間(2023年6月17日)

LGBT法案が可決成立しました。
この法に関しては賛成、反対色々あり、
ネット上では反対が多いようです。
私は性的少数者が差別されるべきではないと思っているので、
この法律には賛成です。
しかし、それにより一部の利害関係者が利益を受けることがあってはならないし、
この法を施行するには様々な問題もあります。
また、この法律を曲解して、
性自体の否定に繋がることは決してあってはなりません。
元々、我々生物は雌雄が性行為により子孫を残すのが摂理だからです。

一概に「差別」と言いますが、
私は「してはいけない差別」と、「しなければならない差別」があると思います。
例えば黒人差別とか、学歴差別、宗教(かつてのオウムのようなテロ集団は除く)差別、
貧富の差別、被差別部落の差別などは決してあってはいけません。
しかし、その一方で、反社会組織やテロ集団、戦争犯罪者に関しては、
徹底的に差別しないと、社会が悪い方向にいってしまいます。

国立研究開発法人「産業技術総合研究所」の中国籍の上級主任研究員が、
フッ素化合物の秘密情報を中国企業に流す事件が起きました。
同研究所はおそらく、国籍差別をしてはいけないと言う理由と、
有能だからと言う理由でこの人間を採用したと思うのですが、
「差別は駄目だから」と言って安易に採用するからこういう顛末になるのです。
いくら国籍で差別してはいけないと言っても、
テロ国家や、テロ組織と繋がっている国家の者を採用する場合は、
特別な審査をするべきです。
日本においては特に中国人や北朝鮮人を雇う場合は細心の注意が必要なのです。
残念ながら日本はスパイ防止法が無く、
スパイ天国になっています。
それ故、国家や国籍には厳重な注意が必要なのです。

〜〜〜〜〜

岐阜県の陸上自衛隊日野基本射撃場で、
自衛官候補生の男が隊員に発砲する事件が起きました。
この候補生は4月に採用されたばかりで、
6月にもう実弾を装填した銃の射撃訓練をすること自体に私は驚きました。
一般企業でもまだ試用期間で本採用していない期間です。
そんな期間に殺人をしてしまう可能性のある兵器を取り扱わせること自体、
適切かどうか議論する余地があります。
2ヶ月ちょっとではその人の人となり、性格を把握するのは困難です。
いくら即戦力になる人材が必要と言っても、
これに関しては慎重な教育と、審査が必要だと思います。
勿論、内部の方は、「完全に防ぐのは難しい。」と思うと思います。
確かに、それはそうだと思います。
しかし、リスクをなるべくヘッジすることで、
悲劇的な事件や事故を防ぐことが出来ると思います。

迷惑系鉄道ファン(2023年6月10日)

先日、寝台特急カシオペアを撮影しようとして
鉄道写真撮影趣味者(通称・撮り鉄)3人が線路内に侵入し、
列車を緊急停止させる事件が発生しました。
こともあろうにその3人は一目散に走って逃げるという行為を行いました。
3人には命の危険があっただけでなく、
列車に乗車していた乗客は、列車の遅れで迷惑がかかりました。
また、事故処理等で運転士などの鉄道関係者にも負担がかかりました。
この3人の行動は決して許されるものではありません。
人物は特定されているそうなので、
しかるべき罰を受けて反省してもらいたいと思います。

鉄道ファンの問題行動が社会問題化しつつあるのは残念です。
まともな鉄道ファンにとっては迷惑ですし、
危機意識を持っています。
そのうち、鉄道趣味全体に制限がかけられると、
趣味の活動自体がしにくくなってしまいます。
ただ、毎回私は言っているのですが、
鉄道ファンの頭の痛い問題は、
鉄道ファンには精神障碍者と発達障碍者が多いことです。
精神的成長に障碍があるため、
いつまでも子供の心のままで、
多くは大人になると冷めてしまう「でんしゃ」に憧れを持つのです。
特に発達障碍者は社会常識を身につけられず、
ことの善悪の判断や空気を読んだ行動が障碍によって出来ないのです。
しかし、当事者とすれば、好きでなったそうわけでは無く、
社会的ハンディを持っている方なので、
排除したり差別することはしてはいけません。
結局、鉄道趣味界全体で寛容ならざるを得ないところがあり、
それが「悪質鉄道ファンは・・・。」という論調を助長させてしまうのです。
ただ、そこまではどうしようもないことなのですが、
最近はそれに上乗せして、
本当に迷惑系鉄道ファンが増えていることです。
迷惑系鉄道ファンとは、
迷惑系ユーチューバーやバカッターがそのまま鉄道ファンになった者です。
何れもSNSで注目されるような、映えるような写真が撮りたいが上に、
迷惑行為をすることに罪悪感を感じない、
自分さえよければ良いと言う考えを持っている、
最悪な人間達です。
ネット上に迷惑系が増えるのは、
気軽に無料で(しかも、収入を得られる場合もある。)
SNSに自分の写真や記事を投稿できるからです。
私のようなウェブサイトで鉄道コンテンツを扱う者は、
お金を払って運営しているだけで無く、
1つのドメインを持っていると言う責任があるため、
取材や撮影あり方、記事の文章に細心の注意を払っています。
これは、SNSのように問題が起こったからと言って簡単に閉鎖(凍結)して、
アカウントを乗り換えたりする、俗に言う「転生」できないからです。
そのため、信用を無くす行為は絶対にしないよう心がけています。

障碍者の方は排除できませんが、
迷惑系は鉄道趣味界全体で問題意識を持って、
徹底的に減らしていくようにしなければなりません。
そのためには、鉄道趣味界全体でルール作りが必要かと思います。

東谷義和容疑者逮捕(2023年6月5日)

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにいた、
政治家女子48党で元参議院議員のガーシーこと東谷義和国際指名手配犯が、
日本に帰国し、逮捕されました。
実質、UAEが退去処分を出したので、
東谷容疑者はドバイに居続けられなくなったのだと思います。
帰国した東谷容疑者は余裕ともとれる不適な笑みを終始浮かべていました。
・・・が、しかし、この笑みは実は余裕から出たのではなく、
逆に恐怖で出た笑みだと思います。
人間、恐怖で追い詰められると現実逃避を反射的にしてしまいます。
東谷容疑者はその恐怖から逃れるために、
笑みを浮かべることで余裕を装い、
自身の動揺や不安を抑えているのです。

今回の東谷容疑者の逮捕で、
かつてのネットの一時代は完全に終わったと言うことです。
この一時代とは、1995年にウインドウズ95が出て、
インターネットが普及したばかりの、
ネット無法地帯の時代のことです。
東谷容疑者のような40代後半〜50代前半の人間は、
ウインドウズ95が出た時、一番最前線でネットで活躍していた人間です。
アングラ代表の掲示板、2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)を作ったのは、
今はご意見番みたいなことをやっている、西村博之氏です。
彼は私と同じ46歳です。
2ちゃんねるは殆ど無法状態で、名誉を毀損されたり、
ネットタトゥーで苦しんだ人間が多数います。
彼はえらそうなことを言っていますが、
こんな吹きだまりが集まるブラックな掲示板を作って大儲けをしたのです。
(後年は訴訟などで、儲けが消えていたようですが。)
また、堀江貴文元受刑者もオン・ザ・エッヂという会社を立ち上げ、
ネットを使ってやりたい放題に企業買収を行っていき、
ライブドア事件を起こしました。
堀江氏は現在50歳です。
この世代の共通点は、
ネットはまだ何でも出来る可能性があると信じているところです。
そのため、ネットリテラシーの認識に乏しく、
自己承認欲求を満たせればとか、
金儲けが出来れば何でもネット上でやってよいと言う考えに染まってしまうのです。
しかし、今はだんだんネットを使う者や、
ネットで情報を配信するものにモラルや責任を取る時代に変わりつつあります。
現在、ネットによるいじめが巧妙化しており、
より匿名性の高いSNSを使って陰湿ないじめをするようになってきています。
その流れを容認しているのが、この世代で、
その中心にいるのが、政女党であり、立花孝志氏なのです。
確かにNHKは問題が沢山あり、改善すべき所は沢山あります。
しかし、それを立花氏に託してはいけないと前々から言っています。
立花氏は元々NHK社員です。
立花氏がNHKを変えると言っているのは表向きで、
単にNHKに対する逆恨みと、
無法地帯で自由のネット普及、そして、極左思想への傾倒なのです。

※分かりやすい例で言えば、私が日本郵便という会社に不満があるので、
会社を辞めて郵便局党を旗揚げして党首になり、
「郵便局(郵政)をぶっ潰す。」と言っているのと同じです。
同じ台詞でも、関係者の私が言うのと、
直接関係の無い小泉純一郎氏が言うのと意味合いが全く異なるのです。

今回の東谷容疑者逮捕に関しても、
立花氏は全面支援するようです。
そのことからも我々有権者は
政女党や立花氏のおかしさに気付かなければなりません。

安易なゲームプレイ動画の見直し時期(2023年5月21日)

歌舞伎役者の市川猿之助氏が両親と共に自宅で倒れていると言う、
ショッキングな事件が起こりました。
猿之助氏は命に別状はなかったのですが、
父親の市川段四郎氏と母親は亡くなってしまいました。
理由は現時点でははっきりしていませんが、
遺書があることから自殺を図ったようです。
市川猿之助氏はいとこの市川中車(香川照之)氏とともに、
歌舞伎だけで無く、テレビドラマ、バラエティー番組でも多数出演していました。
順風満帆な人生のように見えますが、
最近、市川中車氏が暴行問題を起こした上での今回の事件を見るに、
人知れぬ悩みがあったのだなあと思ってしまいます。
市川猿之助氏と私は歳が近く(私が1つ年下)、
猿之助氏の両親は私の両親と歳が近いので、
かなり複雑な思いでいます。
今回の事件は猿之助氏にとって取り返しの付かないことになってしまいました。
なんとか思いとどまれなかったのかと思ってしまいます。

〜〜〜〜〜

最近、多忙なため、日記の更新が滞りがちで、
この間にも仮面強盗や広島サミットなど色々事件や問題があったのですが、
この日記にとって身近な話題を3つだけ取り上げます。

先日、宮城県警が権利者に無断でアニメやゲームプレイ動画を配信したとして、
男性を逮捕しました。
逮捕は全国初で、今後こういったことで摘発されることが増えてくると思います。
ゲームプレイ動画は動画配信としては安価で簡単に出来、
タイトルがある限りネタにも困らないという利点があります。
それでいて、そこそこのアクセスが稼げるので、
配信を始める者が有名無名問わず沢山出ています。
しかし、その一方でモラルを守らず著作権侵害を行う者も増えているのが事実です。
ゲーム内容がアクションゲームならまだしも、
ロールプレイングゲームやシミュレーションゲームなどは、
クライマックスやエンディングまで流されてしまうとネタバレになってしまい、
ゲームの販売にも影響がでてしまいます。
昔のファミリーコンピュータのゲームなら、
こすり倒されまくって
クライマックスやエンディングを知っている人が多いので、
ゲーム会社側も規制を緩やかにしているのですが、
最新のゲームは他のプレイヤーのプレイ意欲を減退させる要因になるので、
規制が厳しくなっています。
動画配信者が自分では楽して何も作らずに、
他人が作ったコンテンツを利用して広告料を稼ぐためには、
それなりの配慮が必要です。
配信を行うのなら、ちゃんと権利者に許可をとるべきです。

ただ、何れにしても、ゲームプレイ動画、ゲーム実況動画が多すぎて、
食傷気味です。
あまりに個性が無く、芸も無い配信にうんざりします。
こんな状態が続くと、ユーチューブなどの動画配信も先が無いと思います。
一人一人が確たる考えやポリシーを持って動画を作るべきだと思います。

承認欲求とそれによる選挙立候補の問題(2023年5月8日)

北陸地方の地震は思ったより被害が大きかったようです。
雨も降っていますし、余震もあると思うので、
二次被害にお気をつけ下さい。

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さて、時事系のユーチューバーやティックトッカーなどが出している話題は、
新聞界の共同通信社にあたる大元の情報提供者から情報を貰っています。
大元は複数人にて、
東谷義和国際指名手配犯もその一人ですが、
基本的なネットと結びつく話題の場合、
「T.G」のSNSを参考にしているようです。
そのため、多くのネットの時事系が同じ話題ばかり取り上げる状態になっています。
(こんなことだとネットもテレビと同様、衰退してしまいます。)
ただ、私はここから出している情報ソースだけでは信頼性が低いので、
基本的に新聞やテレビ、当事者のサイトやSNSなどを見て、
総合的に判断してこの日記に取り上げています。
そのため、最近はビッグモーターなどが話題になっていますが、
情報のソースがこの「T.G」からだけで真相が明らかになっていないので、
今回は取り上げません。
今回は船橋市市議会議員に立候補して落選した、山本深雪容疑者の件です。
これも発端は「T.G」からの情報提供なのですが、
当該人が逮捕されて新聞やテレビのニュースにも取り上げられたので、
この日記でも取り上げます。
<注・なお、ジェンダーレスの問題があるので、
この容疑者の性別問題に関しては伏せておきます。>

山本容疑者は船橋駅にサリンをばら撒くとか、
「私は第二の麻原彰晃(故・松本智津夫元死刑囚)だ。」とか、
おかしなことをSNS上に書き、
警察の業務を妨害(偽計業務妨害)しました。
30代中盤以上の世代はオウム真理教が起こした数々の事件、
地下鉄サリン事件、松本サリン事件、坂本弁護士一家殺害事件、
VXガス襲撃事件、信者殺害事件、公証人役場事務長監禁殺人事件・・・などなど、
挙げたら数えきらない程の凶悪事件を知っていますが、
25歳の山本容疑者はまだそれらの事件の時産まれて無く、
(オウム真理教の事件が大きく取り上げられたのは28年前)
事件の悲惨さなどは全く分かっていないと思います。
そう言っている私も、オウムの一連の事件が起こっていたときはまだ10代でしたので、
時間の経過と共に記憶から薄れつつあります。
なので、事件被害者の気持ちを逆撫でしているとか、
事件を軽視しているとか言って山本容疑者を批判しても仕方ありません。
必要なのは、オウム真理教の事件を風化させないように、
我々世代がちゃんと後世に伝えなければならないということです。

山本容疑者は家族が反社会的勢力に所属している事を盾に、
一般の人を脅迫していたようです。
これを聞いて思い出すのは、ゆたぼん氏の父親の中村幸也氏です。
中村幸也氏も自身がかつて暴走族に所属していて、
そこの副総長だったと自慢しています。
以前にこの日記で書きましたが、
こういった「暴力集団」の関連性を示唆すると、
「強い」とか、「恐い」とか、「逆らいたくない」とか言う気持ちを周囲に与えると共に、
中には「かっこいい」ということまで考える人も出てしまいます。
私の行っていた中学校は荒れていて、
以後、暴走族になった者や、反社に行った者もいます。
ただ、何れもそれを自慢げに言う者はなく、
堅気になった(土木業や造園業)知人は「恥ずかしい思い出」として、
過去のことを話そうとはしません。
つまり、本当の暴力集団関係者はそのことを自慢げに話さないのです。
山本容疑者も中村幸也氏も結局はとても弱い人間で、
そういったことで暴力集団と関連付けしないと、自信が持てないし、
自分のアピールポイントがないのです。

今回の事件の中で、
「選挙の出馬条件が供託金の寄託だけでは変な候補者がでてしまう、
候補者の審査が必要なのではないか。」と言う意見が多く出ています。
本来、選挙に立候補するのは、供託金が支払える状態、
つまり、何かしら社会に出て仕事をしていなければならなければ
選挙に立候補してはいけないのです。
雑賀崎漁港で爆発物を爆発させた木村隆二容疑者は、
被選挙権が25歳以上だと言うことに不満を持っていました。
しかし、これには意味があり、
「大学卒業(ストレートで22歳)後、3年間は仕事をして社会勉強をしろ」と言うことなのです。
また、参議院議員の被選挙権が30歳以上なのは、
「大学院の博士課程を修めてから(ストレートで27歳)やはり3年間は仕事をしろ」
と、言うことなのです。
そのことから分かるように、選挙に出るには、
一旦仕事をする(社会勉強をする)のが条件なのです。
しかし、今回の山本容疑者も木村容疑者も「無職」で仕事をしていません。
そのため、社会勉強もしていないので、
社会のための政治など出来るわけがないのです。
これは不登校で勉強もせず遊んでいるのに、
ハーバード大学に行きたいと言っているゆたぼん氏と同じく滑稽なことだし、
資格も何もないのです。
一番の問題は、
借金や寄付、親の仕送りなどで供託金が払えてしまうことです。
供託金と共に職場の推薦状などの提出も必要なのかと思われます。

山本容疑者には色々な意見がありますが、
極論を言ってしまえば、単なる承認欲求の塊なだけで、
こういった人間はネット内に蔓延っています。
やはりこれは「ネットで気楽に情報発信できてしまう。」のが原因です。
こういった問題を解決するとともに、
ネットに巣くうダニは一掃しないと、
ネット社会が落ちていくだけだと思います。

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