鉢伏山ののりものたち4

鉢伏山上駅を出ます。
眼下には国道2号線と海沿いを走るJR神戸線、
その先には大阪湾が見えます。
海に見える桟橋のようなものは、
須磨海づり公園の釣台です。
(取材当時、須磨海づり公園は平成30年の台風の影響で閉鎖していました。)

このロープウェイはあまり長くないので、
支柱はありません。

斜めに交差する谷を横切ります。

反対側の搬器が近付きます。

上り搬器とすれ違います。
場所的には谷にかかる少し手前で、
写真には写っていませんが、
右手には須磨観光ハウスがあります。

大分下がってきました。

木々で両側が挟まれます。

まもなく、須磨浦公園駅です。

須磨浦公園駅に到着です。
乗車時間は3分程度なので、あっという間です。

須磨浦ロープウェイの搬器の愛称は「うみひこ」と「やまひこ」です。
写真は「うみひこ」で、白地に赤のラインになっています。
一方、「やまひこ」は赤地に白のラインとなっています。
「うみひこ」が東側、「やまひこ」は西側の索を使っています。

山陽電気鉄道の須磨浦公園駅と、
須磨浦ロープウェイの須磨浦公園駅は同じ駅舎を使っていますが、
仕切り柵で仕切られていて、
乗り換えには一旦改札口を出る必要があります。
なお、この写真の看板にある、ふんすいランドは現在、花の広場になっています。

須磨浦ロープウェイの須磨浦公園駅乗り場は、
山陽電気鉄道本線の須磨浦公園駅ホーム真上にあります。
須磨浦公園駅付近は山肌から海岸まで150メートル程しか無いので、
上下空間も有効に使っています。

須磨浦ロープウェイの索(ロープ)です。
左から支索、曳索、平衡索になっています。
支索はロックドコイルC型で直径52ミリで、
曳索と平衡索は同じフィラーA型を使っています。
ただ、曳索は直径22ミリに対し、
平衡索は20ミリとやや細くなっています。
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