日本最北私鉄・津軽鉄道6

06、嘉瀬(かせ)Kase


片面1線の駅です。しかし、昔は島式2線だった名残があります。
また更にホームと反対側には側線があった名残があります。
今使っている線のホーム反対側の線は現在、
側線扱いになっています。
この側線は毘沙門駅方向のみ接続されていて、
キハ22形気動車の廃車体が置かれています。
廃車両は経年で傷んでいる上に、
タレントや地元の子供が描いた落書き・・・いや、イラストで、
かなり汚れ・・・、いや、芸術的外見になっています。

嘉瀬は西側に集落が広がっていて、
南には溜池の清久溜池があります。
東側はスキー場などがあり、
その先の丘の上には、
かつての実業者(故人)が造った城の廃墟群があります。
(この実業家は歴史的人物の名前を名乗っていましたが、関係ありません。)
この廃墟群は一時期温泉ホテルとして使っていたようです。


嘉瀬駅を出ます。


大分先で側線に合流し、
左に振り返します。


振り返すと直線になります。


この直線は毘沙門駅まで続きます。


畑と水田と林が繰り返されます。




林の中に入ります。


林を出ると、上を道路が交差します。




もう一度、道路が上を交差します。


掘割の区間が続きます。


掘割区間が終わります。


また、林の中を過ぎます。


短い間ですが、水田地帯に出ます。


そして、また林に入ります。これらは風雪避けの鉄道林です。


浅い掘割になります。




片側は畑になったり林になったりめまぐるしく景色が変わります。


左手が開けると、久々の踏切です。


左手の土地が高くなります。


農道と交差します。
遮断器も警報器もクロスマークも何も無い踏切です。


水田を横切ります。


また林に入ると毘沙門駅です。

日本最北私鉄・津軽鉄道7

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