
猫を求めて・和歌山電鐵貴志川線7
03、日前宮(にちぜんぐう)Nichizengu

左カーブ上にある、島式2線の駅です。
駅名の元になっている日前國懸神宮(ひのくまくにかかすじんぐう)は、
駅の北100メートルと近いです。
なお、日前國懸神宮は境内に、
日前大神を祀った日前神宮と國懸大神を祀った國懸神宮の二社があります。

日前宮駅を出ても左カーブです。

やがてカーブが終わります。

付近は住宅密集地ですが、
所々畑があります。

塀に挟まれた狭い中を走ります。

一瞬、右手に県道138号線が近付きます。

右カーブになります。
かつてはそのまま直線で西方に行き、
大橋駅を経由して北上して、
現在のJR紀和駅東側付近にあった中ノ島駅までを結んでいました。
大正13年に省線の紀勢本線が開通し、
東和歌山駅(現・和歌山駅)が出来たため、
ここから中ノ島駅間を廃止して、東和歌山駅に接続する線を建設しました。

カーブのまま田中口駅に入ります。
02、田中口(たなかぐち)Tanaka-guchi

片面1線の駅です。
和歌山駅まで600メートルしかないため、利用客は少ないです。
駅の所在地は「太田」で、田中町はJR紀勢本線を挟んで北西にあるため、
駅名に「口」が付いています。

田中口駅を出ると、左手からJR.紀勢本線(JRきのくに線)が近付きます。

JR紀勢本線と併走します。
双方の線の間にJR紀勢本線の引き上げ線が1線あります。

県道145号線が下を交差します。
前方には和歌山駅が見えます。

駅用地が広がるために、右に線路を振ります。

直ぐに左に曲がります。

JR紀勢本線からの連絡線が合流して、
留置線が分岐すると、終点、和歌山駅です。
なお、連絡線には架線が張られていません。
これは、平成24年まで双方の電圧が異なっていた関係だと思われます。
01、和歌山(わかやま)Wakayama

片面1線と留置線が1線ある駅です。
すぐ横にJR紀勢本線の8番線がありますが、
和歌山電鐵の9番ホームからは乗降出来ません。
貴志川線のりばは和歌山駅東口直ぐ横にあるのですが、
JR.の乗り換えや出口は地下道を通る必要があります。
また、和歌山の中心地や和歌山城の観光地はすべて西側なので、
地下道で反対にある中央口に向かわなければなりません。

貴志川線の和歌山駅に停車している、いちご電車です。
なお、貴志川線の和歌山駅は古い構造の駅に多い、
二重改札方式になっています。
そのため、JRの乗り換え方法などが分かりにくいです。
(JRの切符が無い場合は貴志川線の改札口で精算証をを貰って、
外で切符を買い直さなければならない等・・・。)
川柳五七新電車のページ3Rへ戻る
川柳五七新電車のページトップへ
たわたわのぺーじトップへ

|