
猫を求めて・和歌山電鐵貴志川線4
10、山東(さんどう)Sando

農村地帯にある、片面1線の駅です。
北と南にある山の斜面にはミカン畑が広がっています。

勾配を下っていきます。

コンビニエンスストアと古い木造倉庫のコントラストが素晴らしいです。

やや盛土になります。

右カーブを曲がります。

伊太祈曽駅の構内が見えてきます。

この先、旧・変電所の建物横を走ると、伊太祈曽駅です。
09、伊太祈曽(いだきそ)Idakiso

島式2線の有猫駅です。その他駅舎とホームの間に留置線があります。
年季のある駅舎は和歌山電鐵の本社兼用です。
山東駅寄りに貴志川線の車庫があり、
この駅発着の列車がいくつか設定されています。
駅名の元になっている伊太祁曽神社は、
駅から南に参道を歩いたところにあります。
伊太祁曽神社は木の神様である五十猛命(いたけるのみこと)が祀られています。
なお、南海電気鉄道時代は神社と同じ「伊太祁曽」駅だったのですが、
和歌山電鐵になった時に地名と合わせた「伊太祈曽」駅に変更されています。
なお、貴志駅と同様この駅の駅長は「ネコ」です。
なお、伊太祈曽駅のネコ駅長は貴志駅のネコ駅長の代行をすることがあります。
貴志駅長「たま(現・たま大明神)」/伊太祈曽駅長・貴志駅駅長代行「ニタマ」
↓
貴志駅長「ニタマ」/伊太祈曽駅長・貴志駅駅長代行「よんたま」

車庫は扇状に広がった敷地になっていますが、
和歌山電鐵の車両は12両(2両×6本)しかないので、
そんなに広くはありません。
古い検車庫に2両×2本、研修庫に2両×1本、
山東駅側の留置線(1線は研修庫に繋がる洗浄線)に2両×2本、
吉礼駅寄り留置線に2両×1本が停車できます。
電車は何れも南海電気鉄道で走っていた2270系電車のみですが、
いちご電車、おもちゃ電車(運行終了)、たま電車、
うめ星電車などの特別使用の列車があります。
●いちご電車=車内がいちご柄などになった車両
●おもちゃ電車=車内におもちゃやカプセルトイの販売機などを配した電車
●たま電車=初代貴志駅ねこ駅長の「たま」のイラストを所々に配し、
三毛猫柄のシートなどにした電車
●うめ星電車=和風テイストの車内の電車

伊太祈曽駅の吉礼駅寄りに貴志川線唯一の変電所があります。
受電は普通の配電線です。
1500ボルト昇圧前は、
車庫と本線の間にある古い建物が変電所でした。

伊太祈曽駅を出ると下り勾配です。

伊太祈曽駅〜吉礼駅間は南側の山を避けるような線形になっています。

前の山が迫ってきます。

永山川を渡ると、左カーブです。

県道13号線が近付きます。

しかし、すぐに県道13号線は丘陵側に分かれていきます。

カーブが終わり、南西方向に進みます。

右カーブを曲がります。

吉礼の集落に入ります。

カーブが終わると吉礼駅です。
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