
町から港を結ぶ、万葉線8
22、中新湊(なかしんみなと)Naka-Shimminato

万葉線では唯一の島式2線の駅です。
日中のパターンダイヤ時には必ずこの駅で交換します。
なお、乗降箇所をそろえるため、
この駅は右側通行になっています。
駅周辺は旧来の住宅地と新興住宅地が混ざった景色になっています。
また、駅の南東に新港(しんこう)の森公園があります。

中新湊駅を出ると、
上下線が合流し、その後側線跡が合流します。

左カーブを曲がります。

カーブを曲がりながら盛り土にのぼります。

日本高周波鋼業の工場が見えてきます。

内川を渡ります。

内川を渡り終わると、下り勾配になります。
右手は日本高周波鋼業の工場敷地です。

下り勾配が終わると右カーブになります。
ここら辺でき電線が無くなります。

古い建物が見られますが、
日本高周波鋼業技術開発室の建物です。
23、東新湊(ひがししんみなと)Higashi-Shimminato

線路の両側にホームのある駅です。
北側(写真左手)が越ノ潟駅方面ホーム、
南側が高岡駅電停方面ホームです。
日本高周波鋼業の富山製造所の入り口の目の前にある駅で、
昔は高周波前と言う駅名でした。
北側に新湊漁港があります。

東新湊駅を出ます。
ここから放生津潟(現・富山新港)の砂州を走ります。
左前方に新湊大橋の主塔が見えます。

右手は日本高周波鋼業の敷地が続きます。

日本高周波鋼業の社員専用通路が上を交差します。

新湊大橋の主塔がだんだん近付きます。

やっと日本高周波鋼業の敷地が終わり、
道路と交差すると、海王丸駅です。
24、海王丸(かいおうまる)Kaiomaru

線路の両側にホームのある駅です。
北側(写真左手)が越ノ潟駅方面ホーム、
南側が高岡駅電停方面ホームです。
南に富山新港多目的国際ターミナルがあり、
北側に海王丸パークがあります。
海王丸パークには元商船学校の練習船であった、
帆船海王丸が公開されています。
なお、「海王丸」と言う駅名はこの帆船海王丸がここで公開されるため、
平成2年に変更したもので、
それまでは「越ノ潟口」と言う駅名でした。

やや右にカーブを曲がります。
ホーム跡がありますが、
元越ノ潟口駅のホームです。

左手は住宅、右手は緑地帯や製材工場などがあります。

だいぶ終点が近付いてきました。

右カーブを曲がります。

そして、終点、越ノ潟駅に入ります。
25、越ノ潟(こしのかた)Koshinokata

かつては島式2線だったのですが、
現在は片面1線になっています。
周囲は十数軒の家と製材工場があるだけで、
普通に考えたら全く利用客の見込めない駅ですが、
前方に富山県営渡船の越の潟発着場があり、
この渡船の乗り換え客が結構います。
この渡船は富山新港の開港で寸断されてしまった、
富山地鉄射水線の代替目的で運航が開始され、
越の潟発着場と堀岡発着場を結んでいます。
現在、北側には新湊大橋が架かっていますが、
こちら経由のバスは一部のみしか走っていないため、
今でも渡船利用が多いです。
なお、渡船は運賃無料です。
渡船と万葉線は接続されていて、
万葉線2本おきに1本の渡船が接続されています(30分ヘッド)。
〜〜〜〜〜
駅の北側はちょっとした公園になっていて、
新湊大橋の下を通る歩道、
あいの風プロムナードの入り口があります。
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