
古社寺を訪ねて・叡電鞍馬線5
09(E16)、貴船口(きぶねぐち)Kibune-guchi

片面1線の駅です。
ホームの二ノ瀬駅寄り下では、
府道361号線が交差しています。
貴船神社は2q以上離れているので、
自然を楽しみながらハイキングする人以外は、
バスへの乗り換えが必要です。
なお、日により観光客で混雑し、ホームが大変危険なため、
現在、ホームは拡幅しています。
(写真は拡幅前です。)
駅周辺は数軒の家と小学校しか無いため、
利用客の大部分は観光客になっている駅です。

カーブを曲がりながら鞍馬川を渡ります。
左手は貴船川と鞍馬川の合流点です。

すぐにもう一度鞍馬川を渡ると再び木々の中に入ります。

崖に沿って走ります。

叡山電鉄唯一の畚颪(ふごおろし)トンネルになります。
長さは34メートルしかありません。

トンネルを抜けると右カーブです。

また、鞍馬川を渡ります。

カーブが多いです。

珍しく、少しの間直線になります。

鞍馬街道が近付き、やや家が増えてきます。

そして、鞍馬川を渡ります。これが最後です。

下に鞍馬の集落が見えます。

まもなく、終点の鞍馬駅です。
10(E17)、鞍馬(くらま)Kurama

島式2線の駅です。
駅直ぐ近くに鞍馬山鞍馬寺の仁王門があります。
鞍馬寺へはそこから坂道を歩くのですが、
多宝塔まではケーブルカーでショートカット出来ます。
鞍馬寺は鑑真の弟子の鑑禎が開山した寺です。
鞍馬駅周辺は小さな集落に土産店、民宿などがあるだけです。

鞍馬と言えば「天狗」ですね。
鞍馬寺に祀られていて、源義経(当時・牛若丸)に武芸を教えたとか・・・。
昭和以降には鞍馬の天狗の謡曲から着想を得た、
頭巾を被った剣士が活躍する時代劇「鞍馬天狗」が流行ったため、
更に有名になりました。
そのため、鞍馬駅駅前広場に鞍馬の大天狗のお面
(写真は先代のものです。現在は場所が変わり、新しいものになっています。)と・・・、

デナ21形電車のお面があります。
デナ21形電車は鞍馬電気鉄道時代に投入され、京福電気鉄道、
叡山電鉄と60年以上の長きにわたって使われた電車です。
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