再生路線・えちてつ勝山永平寺線6

12(E12)、永平寺口(えいへいじぐち)Eiheijiguchi


2面3線の駅です。
京福電気鉄道時代は「東古市」と言う駅名で、
永平寺方向に永平寺線がのびていました。
しかし、利用客が少なく赤字だったため、廃止することになりました。
その直後、京福電気鉄道は事故を起こし全線休止になったのですが、
えちぜん鉄道になっても復活することなく、
そのまま廃止されてしまいました。
有名な永平寺への鉄道路線がなくなってしまったので、
この駅で永平寺へのバスを接続することにしました。
その際、「東古市」駅では永平寺への玄関駅と言うのが分からないので、
今の駅名に変更されました。
しかし、東古市駅は更に昔永平寺口駅と言う駅名だったので、
「駅名変更」と言うより、「元の駅名に戻った」と言うのが正しいのかもしれません。
なお、2000年にブレーキロッドの破損で大事故を起こした現場は、
この駅の志比堺駅方向です。
余談ですが永平寺線はかつては金津駅(現・芦原温泉駅)〜本丸岡駅
〜東古市駅〜永平寺駅と通っていました。
永平寺口駅周辺は北から西にかけて東古市の集落がありますが、
南は山、東は田園地帯になっています。


永平寺口駅を出ると、すぐ車止めになる線路が右手に別れるのですが、
これは永平寺線の線路跡です。
なお、永平寺線はすでに軌道や架線を撤去されていて、
自然にかえりつつあります。


水田の中を進みます。


カーブを曲がると直線になります。
風景が鄙びていて長閑です。


遮断機のない踏切が多いです。


集落が近付くと下志比駅です。

13(E13)、下志比(しもしい)Shimo-Shii


片面1線の駅です。
国道沿いには店もあり、そこそこ家もあるので、利用客があります。
しかし、永平寺口〜勝山間の駅はすべて無人駅で、
この駅も無人駅になっています。


下志比駅を出ます。少しくだり勾配になりますが、
すぐにのぼり勾配になります。


カーブを曲がります。


大きな木が線路の左右にあります。

再生路線・えちてつ勝山永平寺線7

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