地域を走る赤電・遠州鉄道7

17、[遠州]岩水寺(がんすいじ)Gansuiji


島式2線の駅です。
通常は本線になっている東側の線に停車します。
これは西側の線に構内踏切があったためですが、
今は東口が開設され、両方向側に構内踏切があります。
行基が開創した岩水寺の最寄り駅ではありますが、
結構距離があり、
遠州岩水寺駅より天竜浜名湖鉄道の岩水寺駅の方が近いです。
遠州鉄道で一番利用客の少ない駅ですが、
新たに開設した東口の先には
新東名高速道路の浜松浜北インターチェンジが開設され、
再開発が進んでいます。


遠州岩水寺駅を出ると右カーブです。


新東名高速道路の下を交差します。


直線になり、用水路と交差します。


上り勾配に変わります。


線路の資材置き場横を走ります。


左手は丘陵から天竜浜名湖鉄道の盛土に変わります。


天竜浜名湖鉄道と同じ高さになると、
遠州鉄道の車庫が始まります。


検車庫の横を走ります。

18、西鹿島(にしかじま)Nishi-Kajima


一見、2面3線に見えますが、
西側の線は車庫の留置線で、実際は相対式2線です。
駅舎側のホームは4両編成まで停車出来ますが、
車庫側のホームは2両編成までしか停車出来ません。
車庫側のホームの西側に留置線2線を挟み、
天竜浜名湖鉄道の片面1線のホームがあります。
両線のホームは地下道で結ばれています。


改札は天竜浜名湖鉄道と共用していますが、
遠州鉄道は列車が到着するまで改札はしていません。


西鹿島駅の車止め側です。
4両×2本か、2両×4本の停車が可能です。
写真左側は車両工場です。
遠州鉄道は2022年現在、2両×15本の車両が存在していますが、
車庫は西鹿島駅構内しかなく、
夜間は狭い構内にギチギチに停車しています。
(遠州西ヶ崎駅時代の車庫は今よりも広くゆったりしていました。)
天竜浜名湖鉄道が国鉄二俣線だった頃は、
同線に直通運転をしていた時期もあり、
遠州鉄道には専用の気動車がありました。
しかし、現在は両線と線路は全く繋がって無く、
直通運転どころか、車両のやりとりも出来ません。


西鹿島駅の駅舎です。
駅舎の管理と駅業務は遠州鉄道がしていて、
天竜浜名湖鉄道は実質無人駅となっています。
国鉄二俣線が開通するまではもう少し北側に駅があって、
駅名も「遠州二俣」でした。

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