都市近郊路線・豊橋鉄道渥美線7
02、柳生橋(やぎゅうばし)Yagyubashi

片面1線の駅です。
駅勢圏は広くなく、豊橋駅にも近いので、
さほど利用客はいません。
かつては市内軌道線の豊橋鉄道柳生橋支線と乗り換えが出来ました。

柳生橋駅を出ると、
花田操車場跡地横を走ります。

左手よりJR東海道本線が近付きます。
花田信号所(はなだ)Hanada

かつて、国鉄と貨車の中継を行っていた貨物ターミナルです。
貨物輸送が廃止された現在、
車両搬入以外ほとんど機能していませんが、
JR東海道本線とレールが繋がっています。
かつてはもっとヤードが広かったようですが、
大部分の線路が撤去されています。
なお、JR東海道本線から車両を搬入する場合、
少なくとも3回は方向転換する必要があります。
これはここの線路数が少ないため、
機回しなどを少なくさせる必要があったからです。

元花田操車場横を走ります。

みなと大通りの下を交差します。

続いて跨線橋が上を交差します。
線路は小刻みに左右に振ります。
新豊橋駅改装前はここら辺で大きく右に線路を振っていました。

穂の国とよはし芸術劇場PLATの横を通ると、
終点、新豊橋駅です。
01、新豊橋(しんとよはし)Shin-Toyohashi

島式2線の駅です。
豊橋駅南口周辺の再開発のため、
平成20年にJRの貨物取り扱い施設跡地に移転しました。
新豊橋駅とJR豊橋駅はペデストリアンデッキで結ばれています。
なお、駅手前では牟呂用水と交差しています。
(用水路は暗渠のため、水の流れを見ることは出来ません。)

新豊橋駅のホームです。
1番線ホームはPLATへのペデストリアンデッキの下にあります。

新豊橋駅の駅舎です。
駅舎にはコンビニエンスストアなどが入居しています。
(写真は2016年撮影なので、サンクスになっていますが、
今はファミリーマートになっています。)
なお、駅舎横にあるココラアベニューの商業ビルと道路を挟んだ先に、
豊橋鉄道の本社のある、豊鉄ターミナルビルがあります。

改装移転前の新豊橋駅です。
今の新豊橋駅より北東方向50メートルの位置にありました。
改装前は片面1線の駅で、交互発着が出来ませんでした。
現在この位置は豊鉄ターミナルビルと
ココラアベニューの間の道路用地になっています。
(実質写真左の道路を拡幅)
周囲のビルも建て替えられて現在とは全く風景が異なるのですが、
かろうじて後ろの方で(2003年当時)建設中の
ロイヤルシティ豊橋というマンションが写っていて、
このマンションだけは今も健在です。

改装移転前の新豊橋駅駅舎です。
左にちらっと写っている豊鉄ターミナルビルの柱で、
現在との位置関係がなんとなく分かると思います。
当時の駅舎は豊橋駅ロータリーの傍らに隠れるようにあったので、
初めての人は見つけにくい場所でした。
電車到着時にどっと客が降りる関係で、
また、改札出口は2箇所ありました。
〜おまけ〜

豊橋鉄道主力の1800系電車です。
3両編成10本が存在しています。
先の遠州鉄道は増結することがあるので、
車両の本数が多いのですが、編成両数は豊橋鉄道の方が多いので、
偶然か車両数はどちらも30両になっています。

1800系電車の車内です。東急時代とあまり変化はありません。

1800系電車の運転台です。豊橋鉄道はワンマン運転を行っていないのですが、
デッドマンタイプのマスコンになっています。
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