一旦右カーブが終わりますが、また右カーブになります。
木陰の中、右左にカーブを繰り返します。
崖側は低い石積み法面になります。
木のトンネルに入ります。
なお、北勢線は軽便鉄道らしく、本当のトンネルはありません。
左カーブになると、少し視界が広がります。
右手は茶畑です。
膨らむように右カーブで切り込むと、麻生田駅です。
13(H12)、麻生田(おうだ)Ohda
片面1線の駅です。駅前は茶畑などしかありませんが、
北東側と崖下の南西側に集落があります。
なお、崖下の集落が元々の麻生田の集落です。
一方、北東側は新しく切り開いた地域で、
比較的新しい住宅地や昭和電線などの工場があります。
駅前は比較的広く、パークアンドライド用の駐車場もありますが、
駅の位置が中途半端なのか、そこまで駅の利用客は多くありません。
麻生田駅を出ます。
ここら辺は結構茶畑が点在しています。
墓の横で左カーブになり、林の中に入っていきます。
林に入るとしばらく直線です。
林から出ること無く、右カーブです。
架線に触れそうなほど
木々が飛び出しています。
左手の木々が少し後退します。
右側が開け、住宅が見られるようになります。
昔はここら辺に六石(ろっこく)駅がありました。
上笠田駅よりやや早い平成16年(2004年)に廃止になっています。
ここら辺もそこそこ住宅がありますが、麻生田駅まで1㎞位なので、
廃止はやむを得なかったのだと思います。
下り勾配になり、掘割が深くなっていきます。
勾配を下りながら、東小山谷川を渡ります。
右手少し上に道路が迫ると、右カーブです。
すぐに左急カーブに切り替わります。
道路の法面に沿って走ります。
どんどん下っていきます。
小山谷川を渡ります。
採掘が進む藤原岳が前方に見えます。
その麓に三岐線が通っています。
平地におります。
間もなく、阿下喜駅です。
14(H13)、阿下喜(あげき)Ageki
いなべ阿下喜(旧・北勢町)の中心地の南側にある、島式2線の駅です。
基本的には南側(写真左側)の線に停車し、
本数の多い時間帯は北側の線も使います。
終点なのでさすがに駅前広場がちゃんと整備されていて、
他の駅のように駐車場と駅前広場が判然としない感じではありません。
駅ホームのすぐ南側に軽便鉄道博物館があり(駅に入る必要は無いし無料)、
近鉄時代に北勢線を走っていた、モニ226形電車が展示されています。
駅前は福祉施設重点地域なのか、いなべ総合病院などの病院があり、
阿下喜温泉というスーパー銭湯もあります。
市街地は北側の段丘上にあり、少し坂を上る必要があるのですが、
結構、だらだらとした緩い坂が続くので疲れます。
特にいなべ市の市役所は市街地の北の外れにあるので、駅からかなり歩きます。
南の員弁川の先には三岐線の伊勢治田駅がありますが、
距離が2㎞近くあるので、乗り換えには適していません。
阿下喜駅の駅舎です。ログハウス風の新しい駅舎になっています。
一応有人駅ですが、早朝、午前中の一部時間帯と夜間は無人になっています。
北勢線の有人駅は西桑名駅、星川駅、東員駅、楚原駅とこの駅の5駅ですが、
起点の西桑名駅を含めて終日有人駅は1駅もありません。
なお、北勢線は全国のICカードが利用できます。
ただ、ICカードのチャージ機が改札のラッチ内の目立たないところにある駅が多く、
外部から来た乗客は戸惑います。
(チャージは近鉄やJRの桑名駅でまとめて行った方が良い)
また、私が乗車した時は過渡期なのか、
北勢線の券売機は
旧紙幣しか使えない挙げ句に、
同じ鉄道会社の三岐線は逆にICカードが使えないなど、ちぐはぐしています。
まあ、
これらは何れ解消されるのだと思います。
■三岐鉄道北勢線の特集はこれで終わりです。