中規模都市路線・東急池上線1

東急池上線は、五反田駅から蒲田駅までの10.9qを結んでいます。
元々は池上電気鉄道の路線で、
併走している目黒蒲田電鉄とはライバル関係でした。
しかし、昭和9年に目黒蒲田電鉄と合併し、
その後東京急行電鉄(現・東急電鉄)の路線になりました。
その後は池上線として地味な存在になりましたが、
昭和40年代に混雑化する田園都市線の補助として、
現在の都営三田線との直通計画が浮上しました。
しかし、その計画は東急新玉川線(現・東急田園都市線の一部)の建設で頓挫してしまい、
ますます都心のローカル線化してきました。
現在は3両編成の短い列車が、ワンマンで運行されています。
ワンマンといえども最新の設備を使っていて、安全性は高いです。



15(IK15)、蒲田(かまた)Kamata


東急電鉄蒲田駅は、5面4線と比較的規模の大きい駅になっています。
4線とも両側にホームがあるため、乗降分離可能です。
4線のうち2線を池上線、残る2線を東急多摩川線が使っています。
ホームの雰囲気はターミナルらしいのですが、
この駅に来る電車は何れも3両編成ワンマン車です。


蒲田駅を出るとシーサスを通ります。
なお、その手前に東急多摩川線と池上線との渡り線があり、
矢口渡駅方向から見て、
東急多摩川線の3番線から池上線の2番線に線路を渡しています。
そのため、池上線と東急多摩川線を直通する列車が蒲田駅に停車する時は、
必ず池上線の2番線を使います。


すぐに東急多摩川線と分かれます。


連続カーブで進行方向が北になります。


カーブを曲がり終わり、保線車両用の側線が上り線に合流すると蓮沼駅です。

14(IK14)、蓮沼(はすぬま)Hasunuma


相対式2線の駅です。
しかし、ホームはかなり狭くなっています。
池上線はワンマン運転のため、各駅にホーム柵と、
乗降感知センサーがあります。


蓮沼駅を出ると直線になります。


道路が寄り添います。


まもなくカーブです。


カーブを曲がり進路が西に変わると池上駅です。

中規模都市路線・東急池上線2

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