高級住宅路線・東急東横線7
08(TY08)、田園調布(でんえんちょうふ)Den'en-Chofu

地下にある2面4線の駅で、
多摩川駅、新丸子駅などと同様、外側が東横線、内側が目黒線になっています。
ホームは緑をイメージしてか、壁などは黄緑系の色を使っています。
田園調布は西の芦屋とともに有名な高級住宅地で、
一軒一軒の敷地は他の郊外型高級住宅地に比べると狭いとは言え、
駅前には立派な家が数々あります。
元々田園調布は東急不動産の前身の会社(田園都市株式会社)が開発したところで、
鉄道利用客の増加に大きく寄与したのですが、
今はあまりに高級住宅地化してしまい、
周囲は電車など使わないお金持ちばかりになってしまったので、
駅の利用客は少なくなっています。
そのため、この駅の利用客は殆ど目黒線との乗り換え客です。
特急はこの駅に停車せず、地下ながら時速80q〜90qで通過します。

田園調布駅西側には旧駅舎を復元した建物があります。
独特なデザインが周囲の目をひきます。
旧駅舎は地下化工事が始まったときに壊されてしまいました。
しかし、周囲の人から惜しむ声が多くあがったので、
地下化工事完成後復元されました。
田園調布駅は西側が放射状の区画になっていて、
いわゆる高級住宅地になっています。
東側は西側に比べると雑然としていますが、
閑静な住宅地になっています。
駅の利用客は東側より西側の方が多いです。

こちらが現在の駅舎です。
高級住宅地にふさわしく洋風和風を融合した、
斬新ながらも落ち着いたデザインにしています。
つた系の植物をうまく使っています。

田園調布駅を出ます。
東横線はすぐに地上に出ますが、
隣の目黒線は東横線の下り線の下をくぐるため、
もう少し地下が続きます。

急勾配でのぼります。

上下線が合流します。

東横線武蔵小杉駅以北では珍しい地上区間になります。

カーブを曲がると自由が丘駅です。
07(TY07)、自由が丘(じゆうがおか)Jiyugaoka

2面4線の駅です。
東横線では数少ない緩急接続駅なので、
日中の殆どの各駅停車は、急行や特急の待ち合わせをおこないます。
東急の駅名で格助詞が入った場合、必ず平仮名にする傾向があり、
「自由ヶ丘」などの表記は行わないのが特徴です。
東横線の下に交わるように大井町線の自由が丘駅があります。
自由が丘は田園調布とともに東急ブランドを象徴する町になっていて、
駅周辺には洒落た店などが沢山あります。
また、駅周辺は大変賑わっています。
九品仏(くほんぶつ)に近く、大井町線が開通するまでは九品仏と言う駅名でした。

自由が丘駅を出ます。くだり勾配になります。
配管がごちゃごちゃある古い建物や、
関東では有名な菓子店の看板などが見えます。

東横線では少ない踏切を過ぎます。

緩やかにカーブを曲がります。
高級住宅路線・東急東横線8へ
川柳五七の新電車のページ1TTへ戻る
川柳五七新電車のページトップへ
たわたわのぺーじトップへ

|