小さな支線・西武豊島線
豊島線は練馬〜豊島園間の1.0qで、
西武鉄道の路線で一番短い路線となっています。
大部分は池袋線の池袋駅まで直通していて、
よく、練馬駅で西武有楽町線の電車と接続しています。
全線都営大江戸線と併走していて、
都営大江戸線開通後は廃線という噂もあったのですが、
池袋線沿線から豊島園駅に行く場合は豊島線を使った方が安いので、
そこそこ利用客があります。
01(SI06)、練馬(ねりま)Nerima

豊島線は上下線とも池袋線の副本線から発車します。

練馬駅を出ると池袋線副本線と別れ、上下線が合流し、
単線となってくだり勾配をくだります。

勾配をくだりながら池袋線の上り線をくぐります。

連続急カーブを時速40qほどでのろのろ走ります。

カーブが続きます。
架線柱はついこないだまで古い鉄柱を使っていたのですが、
最近の西武標準のコンクリート柱&可動式ビームに変更されてしまいました。
02(SI39)、豊島園(としまえん)Toshimaen

カーブが終わると豊島園駅です。
あっと言う間に豊島線は終わってしまいます。
豊島園駅は島式2線ですが、
東側の線に沿って使われていない旧ホームが1面あります。
2線とも使用されていますが、
東側の1線の方が屋根が長いので、
2列車停車させない時は、東側の線にとまります。
駅舎を出るとすぐ西武系遊園地・としまえんの入り口があったのですが、
令和2年に閉園となり、
現在はワーナー ブラザース スタジオツアー東京
‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッターと言う、
ハリー・ポッター映画関連の遊戯施設になっています。
都営大江戸線豊島園駅は、映画館を挟んですぐのところにあります。
豊島線は都営大江戸線と完全にかぶっていて、
大江戸線がなかった頃に比べると、
豊島線の利用客は半分以下に減少しています。
本数も1時間6本から4本にまで減らし寂しい感じですが、
全線池袋線に直通させて利便性をはかっています。
なお、駅名は「豊島園」ですが、遊園地名は「としまえん」と平仮名になっていました。
また、豊島線は「豊島」と言いながら豊島区でなく練馬区を走っています。
なお、豊島園の由来は、その遊園地の場所がかつて豊島氏の居城だったからです。
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