連絡補助線・西武有楽町線

西武有楽町線は小竹向原〜練馬間2.6qの路線です。
この路線は東京メトロ有楽町・副都心線と西武池袋線を結ぶ連絡線の役割があります。
小竹向原〜新桜台間が開通した当初、どの西武路線にも繋がっていなかったので、
運行関係はすべて当時の営団地下鉄に委託していました。
そのため、そのころは西武の路線とは言いながら、
営団地下鉄有楽町線の支線的な感じでした。
その後、練馬駅まで開通し、
同駅の高架化工事完成後、池袋線と直通になりました。
現在は池袋線と一体化したダイヤになっています。

本当は有楽町線と定義されている路線は練馬〜新木場間で、
この線も営団地下鉄が建設・運行しなければおかしいのですが、
当局との問題で西武が建設することになりました。
ただ、そのおかげで小竹向原駅において柔軟にダイヤが組めるようになりました。



(地下駅の撮影はすべてノンフラッシュ撮影です。)

01(SI37)、小竹向原(こたけむかいはら)Kotake-Mukaihara


西武有楽町線の起点の小竹向原駅です。
2面4線になっていますが、西武有楽町線直通電車は内側の2線を使います。
東京メトロの管理駅なので、駅サイン関係は東京メトロ標準のものになっています。
また、ホームゲートも設置されています。
西武線の6000系電車は新木場〜和光市間の運用にも着いているので、
外側2線に西武6000系電車がとまることがあります。
〜〜〜〜〜
西武有楽町線は有楽町を通らないのに、
なぜ西武有楽町線なのかと言うと、
有楽町線と定義される7号線は、練馬〜新木場間とされているからです。
和光市〜小竹向原間は、13号線(副都心線)の一部ですが、
扱いは有楽町線と副都心線の共用になっています。


小竹向原駅を出ます。
和光市駅方面への線を分岐した後、
東京メトロ有楽町・副都心線と分かれます。
西武有楽町線の地下区間はすべて剛体架線になっています。

02(SI38)、新桜台(しんさくらだい)Shin-Sakuradai


相対式2線の駅です。
東京メトロ有楽町・副都心線方面から乗ると、
新桜台駅は西武鉄道の運賃が合算になって高くなるので、
利用客はそこそこしかいません。
昭和58年の小竹向原〜新桜台間開通から、
平成6年の新桜台〜練馬間開通まで、
西武有楽町線は他の西武線路線から孤立した路線になっていました。
そのため、施設管理や運行を営団地下鉄(現・東京メトロ)に委託していました。
新桜台駅も当時は営団地下鉄が管理していたため、
駅サイン関係は営団標準のものになっていました。
練馬駅開通後、駅サインを無理に西武のものに変えたので、
営団のデザインと西武のデザインが混ざったおかしな駅になっています。
なお、西武鉄道は一発ブレーキ運転が標準ですが、
なぜか西武有楽町線では、ギリギリのスピードまで落とした後、
ゆっくりと停車します。ATCの関係からでしょうか?


ホーム練馬駅よりはややカーブになっていて、
壁も煉瓦調になっています。


東京メトロで見かけるライン帯の中に入った駅名標。
でも駅名表示部分は西武標準のデザインです。


電車がきます案内は、営団地下鉄(現・東京メトロ)と同じもので、
他の西武線の駅では見られません。


小竹向原駅はTASC停車のため、
TASC確認表示があります。


新桜台駅を出ます。
カーブを曲がり、桜台駅の下を通ると地上になります。

03(SI06)、練馬(ねりま)Nerima


練馬駅はジャンクション駅として発展しています。
西武有楽町線は上下線とも、
池袋線の通過線(本線)と停車線(副本線)の間の線にとまります。

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