短距離幹線・京王井の頭線5

03(IN03)、駒場東大前(こまばとうだいまえ)KomabaTodai-mae


島式2線の駅です。
昔は駒場駅と東大前駅の2駅があったのですが、
あまりに駅間距離が短いため、
昭和40年に統合してこの駅を造りました。
今の駒場東大前駅は駒場駅と東大前駅の中間にあります。
駅北側は東京大学教養学部や駒場公園があります。
南側にも公園があり、国際高校や大学入試センターなどがあります。
それ以外にも多数の学校が密集していて、
この駅は学生の利用が多くなっています。


駒場東大前駅を出ます。


ビルが多くなり、渋谷に近くなった感がします。


カーブを曲がります。


そして、神泉トンネルに入ります。
うっすらとトンネルの出口が見えますが、
出口に出る前に神泉駅に到着します。


神泉トンネルの上部にて。
掘削工事の際の連絡先看板があります。

02(IN02)、神泉(しんせん)Shinsen


相対式2線の駅です。
名目上は半分トンネル内、半分掘割と言う形になっていますが、
掘割の部分も上に橋上駅舎が覆いかぶさっているので、
実際はホーム全体がトンネル内のような感じになっています。
橋上駅舎ができる前は掘割の部分は開放的で太陽の光が差し込んでいました。
駅周辺は下町の感じですが、
北側は松濤(しょうとう)と言う高級住宅地になっています。


神泉駅を出ると僅かながらトンネルを抜けますが、
すぐまた渋谷トンネルに入ります。


(吉祥寺方向撮影)
渋谷トンネルを抜けるとほんの少しの間掘割になりますが、
すぐ駅ビルの中に入り、そのまま渋谷駅になります。

01(IN01)、渋谷(しぶや)Shibuya


渋谷駅は2面2線です。南側の1線のみ乗降分離可能と言う、
中途半端な構造になっています。


(吉祥寺方向撮影)
車止めよりは明かり窓になっていて、外の光が差し込み、明るくなっています。
また、車止め側はホーム幅がかなり広くなっています。
JRなどの乗り換えは一番車止め側の出口が近いので、
どうしても車止め側の車両が混雑すると言う欠点があります。
JRなどの乗り換えは、連絡通路を長々歩くのであまり便利ではありません。
これは、間に道路が挟まっているからです。
井の頭線の渋谷駅横には東京メトロ銀座線の渋谷駅があるのですが、
仕切り壁があるので、ホームから銀座線ののりばは見えません。




現在の渋谷駅〜神泉駅間です。
渋谷駅は東京メトロ銀座線とともに渋谷マークシティの中に
すっぽりとおさまっています。
渋谷マークシティを抜けて渋谷トンネルに入る少しの間だけ
地表に顔を出します。
神泉駅は、前方が橋上駅舎、後方がトンネルに入っていて、
殆どトンネル内の駅になっています。 
 
改良前の渋谷駅〜神泉駅間です。
渋谷駅は当時、渋谷マークシティがなかったので、
渋谷駅を出て少しの間だけ地表区間でした。
横には元玉電の線路だったバス専用路がありました。
神泉駅は橋上駅舎がなく、掘割の中の地表駅でした、
トンネル内にはホームがなく、
吉祥寺より2両(後に1両)は締め切り状態でした。 

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