北の旅路へ・JR宇都宮線29


宇都宮の市街地を見ながら右カーブです。
このまま真っ直ぐ線路を敷けば宇都宮の中心部を通るのですが、
宇都宮線は市街地を避けるような線形になっています。


カーブのまま高架から降ります。


国道4号線の下を交差します。


左手から日光線が近付きます。


日光線が並ぶと、田川を渡ります。


右カーブです。


前方の東北新幹線の高架橋とマンション群が目に入ります。
右手は宇都宮の中央卸売市場です。


平成通りの上を交差します。


JR宇都宮変電所の横を通ります。


左カーブを曲がり、東北新幹線の下を交差します。


東北新幹線を交差すると、宇都宮駅の構内に入ります。

24、宇都宮(うつのみや)Utsunomiya


在来線は3面5線になっています。
その他東側に宇都宮運転所がある関係で側線が数本あります。
かつては側線がもっと沢山あったのですが、貨物の衰退により撤去され、
駅前広場などの再開発用地に転用されています。
1面1線の5番線は東北新幹線の高架橋下にあり、
主に日光線の列車が発着しています。
残りの2面4線(7〜10番線)が宇都宮線専用ですが、
一部乗り入れている烏山線の列車は一番東側の1面2線(9、10番線)から発着しています。
なお、駅ビルはパセオで、新幹線の高架橋下にあります。
宇都宮駅から手前の雀宮駅までは7.7q、先の岡本駅までは6.2q離れているので、
東武宇都宮線沿線以外の宇都宮市中心部の人は
駅から遠くてもバスなどを使って宇都宮駅に出て、
そこから鉄道を利用せざるを得ません。
そのため、東北本線の大宮駅より先の区間の中では、
仙台駅、久喜駅に次いで3番目に利用客の多い駅になっています。
ただ、通勤客は新幹線利用が多く、
在来線ホームは主に学生やショッピング客が主流となっているため、
駅の利用客数の割にはホームが閑散としています。
宇都宮駅は随分中心地から東側に離れていますが、
今は宇都宮駅周辺も市街地化されています。
また、駅周辺は小山駅のように、ビジネスホテルが点在しています。
宇都宮駅東側は新市街地で、整然と区画整理され、住宅が建ち並んでいます。
また、宇都宮大学も東側にあります。
東側市街地の外周は、流通関係の倉庫や工業団地が多いです。
西側は駅前に田川が流れていますが、
それを渡り、大通りを西に1.5q程歩くと、宇都宮の中心地となり、
そこに東武宇都宮駅があります。
宇都宮市役所は東武宇都宮駅の南側、栃木県庁は北側に、
またその間に二荒山神社、県庁の北側に八幡山公園、うつのみやタワーがあります。
ただ、何れにしても見るべき観光スポットはJR宇都宮駅から離れています。
近年、宇都宮はギョーザで町を売り出しているので、
宇都宮駅西口の駅前広場には餃子の像があります。

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