丘陵を抜けて・JR八高川越線14


入間川を渡ると今度はくだり急勾配になります。


勾配をくだり終わると西川越駅です。

13、西川越(にしかわごえ)Nishi-Kawagoe


片面1線の駅です。
周囲は住宅地です。南西に川越水上公園があります。
北を走る東武東上線にかつて田面沢(たのもざわ)駅があったのですが、
直ぐに廃止となってしまい、
田面沢地区に駅が無くなってしまいました。
川越線の開通と西川越駅設置は田面沢地区に駅が再び復活したことになります。
現在、「田面沢」という地名は消滅してしまい、殆ど痕跡はありません。


川越の市街地に入っていきます。


やがてカーブになります。


県道川越日高線の下を交差します。


アパートが多いです。


赤間川を渡ります。
一応隅田川の源流で狭山市/入間市の笹井ダムから流れています。


トンネルのような断面の道路橋下を通ります。


左手は東武鉄道の川越工場(東武インターテック)やガス会社になっています。


左手から東武東上線が近付きます。


東武東上線と並ぶとすぐ西武新宿線の上を交差します。


ビルの谷間を走ります。


アーチ型トラスの歩道橋下を通ると終点川越駅です。

14、川越(かわごえ)Kawagoe


2面3線の駅です。
八高川越線は真ん中の線に停車し、
両側の2線は埼京線の電車が停車します。
川越八高線の電車は両側扉が開くため、
JR東日本の駅にしては珍しく乗り換えが便利になっています。
川越駅は元々東上鉄道の川越西町駅だったのですが、
国鉄川越線開通に伴い、旧・西武鉄道の元祖・川越駅を本川越駅に変えて、
この駅を川越駅に改称しました。
貨物を取り扱っていた頃は国鉄川越駅も華やかだったのですが、
次第に東京方面に行く乗客は東武東上線にシフトし、
国鉄の川越駅は寂れてきました。
しかし、電化後は埼京線で池袋駅や新宿駅に一本で行けるようになったので、
利用客がかなり増えました。
かつての城下町川越の玄関駅で、
周辺は大繁華街になっています。
そのため、観光客やショッピング客の利用が多くなっています。
最近、JR東日本もやっと川越駅を開発する気になったのか、
JR東日本デベロッパーのルミネを駅ホーム上に造っています。
しかし、このルミネは他の駅のルミネに比べると小規模です。

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