海岸へ行こう京急久里浜線3

04(KK67)、京急久里浜(けいきゅうくりはま)Keikyu-Kurihama


高架上にある、2面3線の駅です。
横須賀久里浜の中心地で、駅前は商店街が広がっています。
JR久里浜駅は一般道を挟んですぐ北側にあります。
JR久里浜駅の方は地上駅です。
また、この駅からバスに乗り換え、久里浜港に行き、
東京湾フェリーに乗ると、千葉県の浜金谷までいけます。
普通電車で浜金谷方面に行く時は、
東京湾フェリーを使ったコースの方が本数が多くて便利です。
ただ、フェリーはドックダイヤがあり、その時は減便になるので注意が必要です。
京急久里浜駅は駅名表示などは「久里浜」駅と略していた時代があったのですが、
コーポレートアイデンティティが重視された昨今は「京急」を省略しなくなり、
電車の表示器も「京急久里浜」になっています。
今現在、関東の大手民鉄で会社名付き駅名の会社名を省略するのは、京成電鉄だけです。
京急久里浜駅は快特が津久井浜駅まで優等運転だった時代、
日中の本数が快特3本(始発)、特急3本、普通3本の計9本でしたが、
特急の快特昇格で快特が6本運転になり、堀ノ内駅以南各駅停車になってからは、
利用率の低い普通がなくなり、快特6本のみに減らされています。
久里浜はペリーの黒船がやってきた所です。
久里浜港近くにはペリー記念公園もあります。


京急久里浜駅を出ます。
高架はすぐ終わり地上になります。
ここからは開通が戦前の昭和17年区間になります。


京急ファインテック久里浜事業所の敷地内を走ります。
要は、京急の車両工場です。
元は京急久里浜工場だったのですが、
経営効率化のため車両整備業務を子会社に委託したため、
京浜急行電鉄自体の工場ではなくなりました。


工場とともに検車区もあり、その敷地は結構先まで続きます。


国道134号線の真横を走ります。


雑居ビルと丘陵に挟まれると北久里浜駅です。

03(KK66)、北久里浜(きたくりはま)Kita-Kurihama


カーブ途中にある相対式2線の駅です。
周辺には新興住宅地があちこちにあり、
比較的利用客が多いです。
近くにJR横須賀線が走っていますが、JRの方には駅はありません。


北久里浜駅を出ると丘陵地帯の間を走ります。
ややのぼり勾配です。


勾配をのぼりきると新大津駅です。

02(KK65)、新大津(しんおおつ)Shin-Otsu


相対式2線の駅です。
駅周辺は緑の多い閑静な住宅街です。
堀ノ内駅、京急大津駅、北久里浜駅などが至近距離にあるため、
駅勢圏が狭く、利用客はあまりいませんが、
快特停車駅に昇格したため、便利になりました。


新大津駅を出ると高校の横をカーブで曲がり、
やがて京急本線と合流します。

01(KK61)、堀ノ内(ほりのうち)Horinouchi


堀ノ内駅は本線と久里浜線との乗換駅ですが、
快特が津久井浜まで優等運転だった時代は、何とこの駅を通過していました。
そのため、快特で浦賀方面に行くのは不便でした。
なお現在、堀ノ内駅は快特停車駅です。

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