温泉地への誘い東武鬼怒川線1

東武鬼怒川線は下今市駅から新藤原駅までの16.2qの路線です。
日光線の支線のように見えますが、
特急スペーシアやきぬがわが走る幹線路線になっています。
しかし、殆ど単線でしかもルーツが軽便鉄道なので線形が悪く、
電車は殆どの区間でゆっくり走っています。
沿線には鬼怒川温泉とその周辺のアミューズメントパークが多く点在していて、
観光客の利用が主体になっています。
また、野岩鉄道が開通してからは、川治温泉や塩原温泉、
尾瀬、会津方面への利用客も増えました。
しかし、最近は観光客が減少傾向になっています。
現在は会津鉄道の快速が鬼怒川温泉に乗り入れたり、
JR直通特急を走らせたりと、利用客の掘り起こしを行っています。



01(TN23)、下今市(しもいまいち)Shimo-Imaichi


下今市駅は2面4線になっています。
快速電車や区間快速電車は、
この駅で鬼怒川温泉方面と東武日光方面とで分割併合を行います。
鬼怒川温泉方面の方がやや利用客が多いのか、
6両中4両が鬼怒川線に入ります。
あとの2両が東武日光方面になります。
特急は殆ど鬼怒川線に入るので、
東武日光方面の電車とよく接続しています。
なお、この接続電車は特急車両が使われることがあり、
一般の乗客は利用できないようになっています。
下今市駅を出るとすぐ日光線と分かれます。


急カーブを曲がり、進路を北に向けます。


大谷(だいや)川が見えます。


大谷川を渡るとすぐ大谷向駅です。

02(TN51)、大谷向(だいやむこう)Daiya-Muko


狭いところにある相対式2線の駅です。
駅名は下今市駅から見て大谷川の対岸にあることから名付けられました。
付近は日光今市の市街地の延長上にある住宅地です。


大谷向駅を出るとカーブを曲がります。


杉林の中を縫っていきます。


杉林の中を直線で行きます。
鬼怒川線は全体的に線形が悪いのですが、
ここは比較的良いです。


レールはロングレール化されてなく、
間接通過音が響き渡ります。


再び前方に杉林が近付きます。


杉林に入るとカーブを曲がります。


国道121号線と交差します。

温泉地への誘い東武鬼怒川線2

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