ミニ壮大路線東武大師線

東武大師線は西新井駅から大師前駅までの1qの路線です。
東武鉄道では一番短い路線ですが、
かつては東武東上本線の上板橋駅までを結ぶ予定の路線(西板線)でした。
結局大師前駅まで開通して終わってしまいましたが、
もし、西板線が開通していたら、
東上本線と伊勢崎線の車両移動は、
今の秩父鉄道経由より楽に出来たと思います。
現在はワンマン2両編成電車1本(多客時は除く)が、
行ったり来たりするだけの路線です。
しかも殆ど高架線で、あまり面白みはありません。
この路線は大きなお寺の西新井大師への参拝客輸送が主な目的ですが、
通勤客もかなりいます。



01(TS13)、西新井(にしあらい)Nishi-Arai


西新井駅に大師前駅の改札口があります。
伊勢崎線から大師前駅に行く場合は、
ここで切符を回収されてしまうので、
大師線には切符がない状態で乗ることになります。
逆に大師前駅から伊勢崎線に行く場合は、
切符のない状態で大師線に乗り、
西新井駅の大師前駅改札口手前にある券売機で切符を買います。
西新井駅で降りる場合は券売機で切符を買い、
大師前駅改札口を通り、
すぐ西新井駅の改札口を通ります。
そのため、切符を持っている時間は1分もないかと思います。
その逆も同様です。


西新井駅の大師線ホームは島式2線です。
通常は分岐側の1番ホームを使い、
2番ホームは車両交換の時のみ使用します。
ただし、多客時で臨時運転する時は、
2線交互発車にしています。


西新井駅を発車すると環七通りの下をくぐります。


複々線の伊勢崎線と併走します。


しかし、大師線は左にカーブし、伊勢崎線と分かれます。


カーブを曲がりながら高架にのぼります。


直線になってものぼり勾配が続きます。


高架をゆっくり走ります。


カーブを曲がると終点大師前駅です。

02(TS51)、大師前(だいしまえ)Daishi-mae


片面1線の駅ですが、
将来的には島式2線にできるようになっています。
かつては100メートル先に駅があったのですが、
環七通りの拡幅工事にあわせて手前に移動になりました。


大師前駅は西新井大師(総持寺)のすぐ横にあり、
ホームの窓から西新井大師を見ることが出来ます。


大師前駅は無人駅で、駅員の姿はありません。
ただし、多客時のために、窓口や改札が用意されています。


大師前駅は無人駅ですが、立派な高架駅になっています。
駅の西新井駅よりに東武バスの営業所があります。
周囲は雑居ビルやマンションが林立しています。

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