大空中散歩・箱根ロープウェイ6

箱根ロープウェイの搬器の案内とおまけです。



〜搬器〜


大涌谷〜早雲山間の搬器です。扉は2ヶ所あります。
複式単線循環方式搬器は、循環式ながら大型搬器なのが特徴です。
また、ハンガーが2本の角のようになっているのも愛嬌があります。
製造は例のスイスの搬器製造会社「CWA」です。
「CWA」製の割には窓の遮光幕が薄く、展望がよいです。
搬器の色は赤・白・青の3色ですが、
順番に来るのではなく、連続して同じ色が来たりして一定していません。


客室内です。
椅子は硬めのビニール製です。
ただ、客室内はかなりゆったりしています。
18人全員着席で基本的に立席はありません。


大涌谷〜桃源台間の搬器は、
大涌谷〜早雲山の搬器と比べると、扉は両開き1箇所だけです。
また、ウィンドウや天井の窓も若干異なります。
こちらもスイスのCWA製です。
やはり、搬器の色は赤・白・青の3色ですが、
順番に来るのではなく、連続して同じ色が来たりして一定していません。


客室内の定員は同じ18名ですが、
椅子は若干かけ心地の良いものになっています。



〜おまけ〜


搬器のガイドレール誘導操作盤です。


早雲山駅の滑車と緊張設備です。
原動機は大涌谷〜早雲山間は大涌谷駅に、
大涌谷〜桃源台間は姥子駅にあります。


箱根ロープウェイで使っている支曳索です。
東京製綱製です。


2006年5月まで使っていた、
3線自動循環式のロープです。
3線自動循環式時代は1支索2曳索でした。


大涌谷〜桃源台間の旧搬器です。
搬器はすべて東急車輛製です。
写真はパンダイラスト搬器と一般塗装搬器です。
支柱は鉄塔で、緑色の環境塗装がされていました。


金太郎塗装搬器と一般塗装搬器です。
乗り心地は今のフニテルよりかなり揺れます。


建て替え前の姥子駅です。


建て替え前の桃源台駅です。


桃源台駅から乗り換えできる海賊船です。
海賊船って言うのやめて遊覧船にしませんか・・・?

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