日蓮宗総本山・身延山ロープウェイ1

身延登山鉄道身延山ロープウェイは、
久遠寺(くおんじ)駅から奥の院駅までの1.7qを結んでいるロープウェイです。
身延山は日蓮聖人が開祖した日蓮宗の総本山で、
多くの参拝客が訪れています。
久遠寺は総本山の中心の寺で、大きな門をくぐり、
ものすごい数の石段をのぼりきる(迂回路あり)と着きます。
久遠寺だけの参拝でも良いのですが、
身延山の山頂には奥之院思親閣があり、そこへも楽に参拝できるよう、
このロープウェイが建設されました。
もちろん、正真正銘の日蓮宗派の方はちゃんと登山道を登って行くのですが、
「日本教」(笑)で観光客の私はもちろんロープウェイで行きました。



01、久遠寺(くおんじ)Kuonji


身延山ロープウェイの久遠寺駅です。
この駅に行くには3通りの方法があり、
一つは、門前町の駐車場から門をくぐり、
287段の階段をのぼり、久遠寺を通っていく方法、
同じく、門前町の駐車場から門をくぐり、
女坂という緩い坂道で久遠寺に行き、
そしてここへ来る方法、
もう一つは門をくぐらず、自動車でツ〜と迂回車道を通り、
この駅前の駐車場(有料)にとめる方法があります。
ただ、久遠寺駅前の駐車場はあまり規模が大きくなく、
参拝客が多いときは、門前町から歩くことになります。
この駅周辺は日蓮宗関係の暗めの曲がかかっていて、
なんだか宗教的な香りがぷんぷんしてきます。


久遠寺駅の窓口と券売機です。券売機はまだ新しいです。
駅舎内はほかにミニ売店があります。


例のごとく、久遠寺駅に身延山ロープウェイのロープが飾ってありました。
身延山ロープウェイは1支索2曳索(2平衡索)になっています。


久遠寺駅の改札口です。
横に時刻表があるのですが、
20分間隔で結構本数が少ないです(多客時増発)。
運が悪いと結構待たされることになります。


改札口からのりばに行く途中で、窓越しに機械室の中が見られます。
写真は支索と支索緊張索のつなぎ目、
及び緊張重錘へ誘導する誘導滑車です。


久遠寺駅ののりばにて、身延山ロープウェイの搬器です。
結構小型の搬器です。
搬器は「たちばな」と「ぼたん」があります。(写真は「たちばな」)


搬器の客室内です。
3人程度が座れるロングシートが2ヶ所だけで、
大部分は立って乗ることになります。
そのため、吊革が沢山吊るされています。


メーカーは武庫川車両で、昭和56年製造と若干前のタイプです。


さて、久遠寺駅を出発します。
久遠寺駅はこげ茶色でシックにまとめられています。


久遠寺駅前の駐車場が見えてきます。
奥には久遠寺の屋根が見えます。


やがて門前町も見えてきます。


1番支柱です。支柱は茶色に塗装されています。


遠くに身延の市街地も見えてきます。

日蓮宗総本山・身延山ロープウェイ2

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