大人の楽園へアタミロープウェイ
この日本にロープウェイの路線は数々あれど、
このロープウェイほど怪しい観光地に誘う路線はないと思います。
乗っている観光客もカップルか中年ジェントルマン一行ばかりと言う、
ただならぬ雰囲気があります。
18歳未満の子供連れはお勧めできないロープウェイです。
なお、アタミロープウェイは、後楽園駅から、
八幡山愛錠岬(あいじょうみさき)駅までの0.3qを結んでいます。
01、後楽園(こうらくえん)Korakuen
後楽園駅です。熱海駅から結構距離があり、
歩いていくと30分くらいかかります。
周囲は大型ホテルなどが建っています。
アタミロープウェイの搬器です。
変わったデザインで、全体がガラス張りの開放的な搬器です。
そのため、四方八方景色が楽しめます。
(足元まで景色が見えるので高所恐怖症の方は厳しいですが)
また、搬器の骨組みも殆ど無塗装なので、近未来的な感じがします。
搬器の客室内は、互い違いに小さいシートがあるだけで殺風景です。
意外にもこの搬器は国産で、大阪車輌工業昭和57年製です。
さて、後楽園駅を出発します。
出発するとすぐ道路の上を通ります。
なお、後楽園駅は、四方道路に囲まれていて、
バスのロータリーの真ん中にある感じです。
駐車場の上を行きます。熱海の市街地や海が見えてきます。
くだり搬器とすれ違います。
熱海後楽園ホテル(写真右)の横を通ります。
だいぶ山の斜面をのぼってきました。
まもなく愛錠岬駅です。
なお、このロープウェイには支柱はありません。
02、八幡山愛錠岬(はちまんやまあいじょうみさき)Hachiman'yama-AijoMisaki
愛錠岬駅です。この駅は長々と建物の階段を登るので、すぐに外に出られません。
なお、駅の建物は秘宝館という怪しい博物館と一体化されています。
秘宝館は18歳未満の入場お断りのようです。
私はそんなアダルティなところに興味はない(嘘?)ので、
駅を出てすこし登ったところにある、西洋アンティーク人形博物館に行きました。
(秘宝館入るよりもっと怪しいか・・・?)
愛錠岬駅と秘宝館の建物。
なお、アタミロープウェイは、アダルティな施設に連れて行く関係か、
全国版時刻表には載っていません。
おまけ
秘宝館の建物の上にある愛錠岬。
ますます宗教的で怪しい雰囲気がぷんぷんします。
(バ)カップルたち(旧・アベック)が書いた絵馬が沢山飾ってあります。
ここでしばらく座っていると昆布茶の購入を勧められます。
熱海城。愛錠岬駅から徒歩ですぐに着きます。
これは城ではありません。アミューズメントと考えてください。
川柳五七の電車のページ6Rへ戻る
川柳五七の電車のページトップへ
たわたわのぺーじトップへ
|